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今日は良い日です ページ20

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次の日の朝になり、シウミンヒョンはまだ寝ている。
Aヌナ…起きてるのかな…


俺が自分から起きるなんて。ヌナのこと意識しすぎだろ…
そう思いながら部屋を出てAヌナの部屋に向かった



「…Aヌナ、起きてる?朝ごはん食べよ〜」



呼んでも返事が無いためゆっくりドアを開けると、布団にくるまって寝ているAヌナの姿があった。


「………かわいー……」



布団の隣に行き頬をつんつんとすると眉を潜ませるヌナ。無防備な姿とかすっぴんとか…全部可愛い



「ヌナ……襲っちゃうよ?」



何も返事がない。まあ寝てるし当たり前だけど…
こんなチャンス二度とないよね?ちょっとくらい頑張っても良いかな、神様



「…起きないヌナが悪いから」



ヌナの上に跨り、ゆっくり唇に近づく。
もう後数センチ、という所だった





『………ん、みにょ、ん』



「……へ、ヒョン……?」



びっくりして、ヌナから離れた。けど、ヌナは目を瞑ったままで。



「…ヒョンの夢、見てるの?」



『……みにょ……』



「…俺が、隣にいるのに?」



ヌナの手を握ってみる。けど、握り返されはしなくて。小さな声でヒョンの名前を呼ぶAヌナは辛そうだった



「…俺の方が、ヒョンよりヌナのこと幸せに出来るよ」



『………みにょ、ん……ごめん、ね』





なんで、なんでヒョンなんだよ…。
気がつくと涙が零れていて、ぽたりとヌナの手に落ちた



「…やば」



『……っ、ん、ダニエルくん…?おはよ』



目を覚ましてしまったヌナ。さっきまでは嘘だったかのように俺に気づいて、俺の名前を呼んでくれる。
ミニョンヒョンは呼び捨てだったのに、俺は " くん "付けで。現実を見せられてる気がした



『……ダニエルくん、泣いたの…?』



ヌナの手が伸びてくる。ああ、こんなこと前にもあったっけ。前は振り払ったヌナの手。そっと避けるように立ち上がった



「ううん、欠伸しただけ。ヌナ…朝ごはん、食べよっか」



『…うん、準備するね』



そう言って、俺は部屋を出た。廊下ではシウミンヒョンが壁に寄りかかって立っていて…きっと待ってくれてたんだろうな



「…シウミンヒョン…」



xiu「…おかえり、ダニエル」



「…勝てなかったです、俺」



xiu「そうか……頑張ったな、ダニエル」



ヒョンは何も聞かないでくれていた。ヒョンなりの優しさがすごく心に沁みる



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ぽにょ - セウンとかユソノとの絡み下さい!!!!!!この感じならセブチとも??? (2018年5月12日 5時) (レス) id: fb86ca6e11 (このIDを非表示/違反報告)
みずき - 更新待ってました!ありがとうございます! (2018年4月22日 22時) (レス) id: 5abccc6bb0 (このIDを非表示/違反報告)
りゃん - いつも楽しく拝見させていただいてます!続きもわくわくです(^v^) (2017年11月26日 14時) (レス) id: f589d50c20 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむりん(プロフ) - オリジナルフラグ外してくださいね! (2017年10月12日 15時) (レス) id: f35d15b5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - オリジナルフラグ外して下さい! (2017年10月11日 5時) (レス) id: 5e3261a1cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りか | 作成日時:2017年10月10日 11時

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