only one2

モヤモヤする ページ12

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何故か、ミニョンの反応がおかしい。
話しかけたらいつも嬉しそうに笑ってくれるのに。
ほら、今だって。
わなわんのみんなに1位おめでとう！って伝えに来たんだけど…


DF「ねえねえAヌナ、今日宿舎で1位記念にチキン一緒に食べようよ〜！」


SW「お、いいじゃん！ミニョンも嬉しいだろ？ん？」


MH「…今日は疲れてるからやめよう」


JN「え…ヒョン？」



ソンウンおっぱの質問で私のことを見たけど、すぐ目を逸らした。
ジニョンやみんながいつもと違うミニョンにびっくりしてる。


『…ごめん、ちょっとだけミニョンと話してくる』



そう言って無理やりミニョンの腕を掴んで楽屋を出る。廊下は幸いにも人がいなかった




『ミニョン…どうして私のこと避けてるの？ちゃんと話してほしい』



そう言ってもミニョンは私の目を見なくて。聞こえてきたのは深いため息だった



MH「はぁ……。ヌナは、誰にでも良い顔しすぎなんだよ。だからみんなが勘違いして、俺ばっかり辛い思いして」



『…へ、どういうこと？』



MH「ヌナは分からないだろうね、いつも人気者だから。俺がどんな気持ちで付き合ってるかなんてさ…俺以外にも勘違いさせるような態度とってるし」



明らかに苛立っているミニョン。いつもと違う口調に私もモヤモヤしてきた



『なんでミニョンはそう思うの？私にとってミニョンは…他の人とは違うのに』



MH「俺にはそんなふうに見えないんだよ！」



MH「…っ、ごめん。言いすぎた」



口調が荒ったミニョンは１度息を整えて、私に謝ってきた。
心が、痛い。
大好きな人にそう思われていたなんて



『……もう、いい』



頬に冷たい何かが流れる。誰にも見られないように下を向いて歩いた。



ON「…Aヌナ、」



目の前からソンウとダニエルが来てて、気づかなかった私にソンウが声をかけてきた。
顔を上げられなくてそのまま行こうとしたんだけど



DN「ヌナ…泣いてる？」



ダニエルに腕を掴まれてしまって。顔をのぞき込まれそうになった時に必死に腕を振りほどいた



DN「あ、、、っ、ヌナ！」




ただ、ひたすら逃げた。
あの人達には頼ったらいけない気がしたから。



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