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「…みっくん…ごめんなさい…」
「………」
謝っても何も答えず無言のままのみっくん。
「…みっくん…怒ってる?…」
黙っているみっくんに恐る恐るそう聞くと…
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「…怒ってるに決まってんだろ?」
「………」
「…デビューなんかよりAの方がよっぽど
大事だってこと気づかねぇのかよ…」
「……えっ?…」
少しずつ怒り口調になっていくみっくんに
どうしていいのか分からずあたふたしていると、
そんな状況を察したのかごめんって言いながら
また私を優しく包み込んでくれる。
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「……でもまぁ俺も気づいてやれなくて悪かった…
ごめんな…」
どんどん弱々しくなっていく声に
私は首を振ると、抱きしめた腕を緩め
私の顔を見て苦笑いをするみっくん。
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「………みっ…くん…」
「…ん?」
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あ、これだ…
優しく聞き返してくれるその声に
急に付き合っていた頃を思い出し
私はまた涙を流した。
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欲求不満 - 北山君に襲われたい、キスやら色々して欲しい。欲求不満 (2022年10月6日 20時) (携帯から) (レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
大好き - 北山君大好き。彼氏にしたいNo.1でーす。 (2022年10月5日 19時) (携帯から) (レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なっつん | 作成日時:2019年8月4日 1時