検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:857 hit

5 ページ5

そこで傍から見ていた三ツ谷くん達5人がマイキーに飛びかかった。




『おい止めんな!私がエマを守れるくらい強いって喧嘩で認めさせてやるんだよ!』


「おい!離せよお前ら!」


もがくマイキーを抑えるのに一苦労しながらドラケンくんが教えてくれた。


「お前喧嘩するっつっても男と女だぞ?しかもお前は3日間なんも食ってねーんだろ。その上こいつは無敵のマイキーだ。そんじょそこらの奴とは訳が違うんだよ」


無敵のマイキーってなんだよだせぇ


そう思ったがドラケンくんの言い分には納得した。確かに私は今空腹で力が出ない。喧嘩すると圧倒的不利だ。


ここで決着つけてもエマの兄貴を殴ったと知ったエマはどう反応するだろうか。


『・・・わかった。エマに嫌われたくないから・・・』


「そうだぞマイキー。エマの彼女殴ったらエマぜってーキレるって」


「チッ・・・」


そうして私とマイキーのエマを巡る争いは一時休戦となった。




その後作ってもらった三ツ谷くんの飯は最高に美味くて、全員が私と同学年ということも知った。


『え、場地って私と同じ学校だったの?見たことねんだけど』


「まあまだ入学したばっかだしうちの学校人数多いからなー」


『え、何組?今度見に行くわ』


「おーこいこい」


「うし、じゃあ腹も膨れたところで行くか」


『?どこ行くんだよマイキー』


「エマに会いにだよ」

6→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あんころもち | 作成日時:2021年9月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。