「もー遅いよ。 ページ8
「もー遅いよ。骨抜食べ終わっちゃったし。」
可愛らしく頬をぷっくり膨らませて文句を言う切奈ちゃんと空のお皿を前にニコニコしている骨抜さん。
「ごめんごめん！ちょっと人にぶつかっちゃってて。」
だが私の一言で骨抜さんのニコニコは消えた。
「え、大丈夫だったの？相手誰よ。」
「い、いえそんな！相手とかじゃなくて私の不注意だったので･･･それに黒色さんも来てくれましたし、ね？」
「う、うん。たまたま目に入ったから･･･」
「そっか。気を付けなね。じゃあ早く食べよ！」
「うん！」
あんな事もあったがランチラッシュの作る学食のご飯は五臓六腑に染み渡りめちゃくちゃ美味しかった。
満腹でご機嫌な帰り際、またもや誰かにぶつかった。
「あっ、ごめんなさっ･･･！」
言葉を失ったのはぶつかった相手の顔を見てしまったから。
「･･･またお前かよ！目ェ付いとんのかクソアマが！！」
先程よりなんだか機嫌が悪い。
「す、すみません！2度もぶつかるなんてどうお詫びすれば･･･！」
今度こそ殴られる、そう覚悟した時爆豪先輩の背後から声がした。
「爆豪人とぶつかったくらいでキレんなよー。さっきもー･･･ってさっきの子じゃん！」
先程仲裁に来てくれた切島先輩に加え
「え！爆豪こんな可愛い子とぶつかったの！うわー、やっぱイケメンは少女漫画みてーなこと経験するんだなぁ。」
訳の分からないことを言っている上鳴先輩と
「うお、ちっちゃ。身長何センチ？」
マイペースな瀬呂先輩。
この2人も体育祭の個人トナメに出場したため実力派だと認識している。
「身長は150･･･すみませんちょっと盛りました。149です。」
「ぶはっ、正直か。」
「さっきも爆豪とぶつかったらしいね1年生ちゃん。こいつこえーだろ？今言いたいけど言えない不満とかあったらこの上鳴さんに言っちゃいな〜？てことでLINE交換しよ！」
2人とも爆豪先輩のブチ切れにまったく興味を示さない。慣れているのだろうか。
「なあ1年生ちゃん。そのLINE交換したらちょっと話があるんだが･･･いいか？」
ポリポリと頭を掻きながらそういう切島先輩。
「はい。時間はありますが･･･？」
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あんころもち(プロフ) - ゆはずさん» お返事遅くなっちゃってすみません！亀更新でホントに申し訳ないんですけど気長に待っていただけると嬉しいです！頑張ります！ (2021年12月27日 18時) (
レス) @page16 id: 56f1932e3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆはず(プロフ) - 大好きな二人…！！骨抜くんも黒色くんも好きなので嬉しいです！！いい作品見つけた…！無理はしない程度で更新頑張ってくださいね！楽しみにしてます〜！ (2021年10月17日 16時) (レス) @page13 id: f442b426e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんころもち x他1人 | 作成日時：2021年7月18日 21時
