「こいつと黒色 ページ12
「こいつと黒色な！付き合ってんだよ！」
少し間があき絶叫が響く。
「えっ?!嘘だろ?!」
「じゃあ俺狙えねーじゃん･･･可愛いのに･･･」
「どこがえーんかこんなチビの。」
「あ、あの、だから付き合ってませんって･･･」
切島先輩はまた私の話を聞かず早速電話をかけていた。
「あ、黒色！まじで悪ぃ！爆豪がお前の彼女泣かせちまってさー･･･マジ申し訳ないが1-A寮来て貰っていいか？･･･おう！待ってるわ！」
そして何故黒色さんも付き合ってないとハッキリ言わないのだろう。
あ、切島先輩があまりにも話聞かなすぎて諦めたのかな。じゃあ私も諦めよ。
少し涙も収まってきた頃、息が上がった黒色さんと骨抜さんが来た。
「ほ、骨抜さん･･･？」
涙はまだ止まっておらず声が震えた。
「･･･」
骨抜さんは暫く私を眺めた後爆豪先輩の胸ぐらに掴みかかった。
黒色さんは私の隣で2人を止めようとしているのか、オロオロしている。
「･･･手ェ離せや。」
「･･･お前そんな奴だとは思ってなかったわ。去年の対抗戦くらいに変わったと思ったのに。」
バチバチの2人に割って入った切島先輩、上鳴さん、瀬呂先輩の内、切島先輩が骨抜さんの手を引き離す。
「ま、まじで申し訳ねぇ。後輩泣かせちまって悪かった。爆豪謝れって！」
「あ?!こいつに謝る道理ねーわ！」
確かに、と思った。
「･･･うん、無い。だから俺には謝らなくていい。Aちゃんに謝れ」
「もう謝ったっつーの！」
「いやあれは謝ってねーよ爆豪！」
「うっせークソじょうゆ！テメェは黙っとけ！」
そんなバチバチを横目に黒色さんはそっと肩を抱いてくれた。
「さ、触ってごめん･･･！ああのさ、落ち着いたらでいいから何があったか聞かせて貰っていいかな？」
私は事の一部始終をありのままに話した。
「･･･ーという訳でこれは私が泣いてしまったのが悪くて爆豪先輩に非はないんです」
「･･･それさ、多分Aちゃん悪くないよ。あっ！ご、ごめん骨抜につられて名前で呼んじゃった･･･！」
「いえ、ぜひ呼んでください。でも爆豪先輩はちゃんと謝ってくれましたし･･･」
「でもドチビって言われたんだろ？それ絶対謝ってないよ。逆にバカにされてるかも」
「･･･分かってます。でももういいんです。チビなのは事実だし爆豪先輩も悪かったとは言ってくれたので」
「うーん、Aちゃんがいいならいいけど･･･」
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あんころもち(プロフ) - ゆはずさん» お返事遅くなっちゃってすみません！亀更新でホントに申し訳ないんですけど気長に待っていただけると嬉しいです！頑張ります！ (2021年12月27日 18時) (
レス) @page16 id: 56f1932e3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆはず(プロフ) - 大好きな二人…！！骨抜くんも黒色くんも好きなので嬉しいです！！いい作品見つけた…！無理はしない程度で更新頑張ってくださいね！楽しみにしてます〜！ (2021年10月17日 16時) (レス) @page13 id: f442b426e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんころもち x他1人 | 作成日時：2021年7月18日 21時
