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54 過去 シャンクスside ページ6
戦っている時も気が気じゃなかった
もし俺の部屋に敵が入ってAを襲ったら
そう考えるといつもの調子が出ない
クルー「お頭！キリがありません、この数は！」
クルー「報告します！船内にも何人か敵が侵入しました！このままでは…」
！！………A…
一瞬のスキを見せたその時だった
バンッ！！！！！！
シャンクス「！？…くっ………………」
太ももを銃で打たれてしまった
その場でよろけて立ち上がることができない
ズボンがどんどん血で染まっていき、激痛が走る
ベンベックマン「お頭！」
久しぶりに大きな怪我を負ってしまったな
Aに出会う前はうっかり銃で撃たれるなんてへま、したことがなかったのに
心の中で自分を嘲笑った
立ち上がる気にもなれず、しばらくぼーっとしていると、1人の敵がシャンクスの目の前に立ったのがわかった
敵「これで最後だ！赤髪！！」
銃の引き金をひき、頭に向ける
誰もが撃たれると思ったその時だった
シ「野郎ども、気をしっかり持て」
それは一瞬だった
目の前に立っていた敵が泡を吹いて倒れ、他の敵も次々と倒れていったのだ
何人かのクルーも倒れた
辺りは急に静かになり、甲板では波が船を打つ音だけが響いていた
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作者名：りっちょーん | 作成日時：2018年1月14日 1時
