63 過去 ページ16
敵が一気に攻めてきた
数が…………………多すぎる
クルー「ヒィ…！？」
あまりの多さにクルーが後退りをした
シャンクス「怯むな！戦え！」
キィン！
刀と刀がぶつかりあう
敵「赤髪海賊団は終わりだぁ！」
ギチギチとぶつかりあった刀が音を立てた
強い、こいつが敵の頭か
お互い一旦距離をとる
周りをチラッと見渡すと何人かのクルーが既に倒れていた
どうか、生きていてくれよ
そういえば、Aは
敵「よそ見をするな！」
キィン！
また刀と刀がぶつかりあう
敵に気を取られてしまい、Aのことをすっかり忘れてしまっていた
無事か？！……部屋から出ていなければ、まだ俺の部屋に
敵に集中するとともに、周りの声にも集中した
まだ、近くにいない………………………はずだ
その頃、ベンベックマンは船内の甲板へと出る入口付近で敵と戦っていた
窓からは何人かの敵が侵入してしまったみたいだが
他のクルーに任せるしかない
とりあえず、ここの入口を塞がなくてはならない
パァン！パァン！！
銃声が鳴り響く
いくつかの電気が壊されてしまい、辺りはとても薄暗かった
ベンベックマン「誰かいるか？！Aの無事を確認してきてほしい！」
クルー「俺が行きます！
うわっ？！」
パァン！
名乗り出たクルーが敵に襲われた
ベ「おいっ！大丈夫か？」
明かりがないと暗すぎる
銃もほぼ気配と感で撃っているような状態だった
ベ「くそっ、さすがに1人じゃ厳しいぞ」
さらに5、6人、敵が船内に侵入してきた
ここもダメだ、応援を呼ばなければ
そう思った時だった
小さな影がベンベックマンの横を走り去り、キィン！と刀がぶつかりあう音が響いたのだ
誰だ？！まさか……………………
敵「うわーっ？！」
敵「ぎゃ！？」
敵が次々と倒れていく
それはものすごい早さだった
あっという間に倒し終えると、今度は走って甲板へと出ていってしまった
ダメだ！外に出たら…
ベ「ダメだ！A！
外に出るな！！」
叫び声は届かず
敵とクルーにのまれてあっという間に見えなくなってしまった
大変だ、Aがこの大人数に勝てるはずがない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りっちょーん | 作成日時：2018年1月14日 1時
