練習生の私。 (ページ18)

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17話ページ18

1回目の短距離走の上位の人の中に一際目立つ人がいた…
その人は多分練習生の中で1番人気のあるアイリンさんだった。
周りからは歓声が上がり、アイリンさんもみんなに手を振っていた
そんなアイリンさんは私の隣のコース

ア『ねぇ、A…ちゃんでしょ？』
「はい、そうですけど。」
ア『噂には聞いてたけど

相当な嫌われ者なんだねㅋㅋㅋ』

「…それだけですか？」
ア『あ、何？傷ついちゃった？ごめんね～、私

あんたみたいなの見ると、イラつくからさ
ね？許して？(^^)

あー、それよりあんた、チャニョルと連絡先交換してたよね？
そうゆうのやめてよ～、ムカついちゃうからさ。』

[それでは短距離走女子100m 三回目開始します。走者は所定のコースへお並びください。]

ア『本気で走ってもいーけどさ、どうせ私に負けるんだから、悲しまないでよ？泣いちゃったら私こまっちゃ～うㅋㅋㅋㅋ』

ウザい、うるさい、邪魔。

絶対負けたくない…

[位置についてよーい…]
パンッ

私は無我夢中で走った。
アイリンさんには絶対負けたくない…
こんな奴に負けたら、自分が嫌になってしまう
そう思った。

[只今の順位を発表します…]

[一位キム・A ＊＊.＊秒
大会新記録です‼]

「やった…。一位になれた！」

タ『Aちゃん！すごいよ大会新記録だすなんて！10班の優勝も無理じゃないね(^^)』

「私もすごいびっくりしています…リレーでもいい結果残せるようにします。」

ク『顔が赤いし、ひとまずゆっくり休んだほうがいいぞ、控え場所に戻ろう。』