練習生の私。 (ページ2)

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2話。ページ2

「A！」
話しかけてきたのは1つ年上のヨナ。年上だけど、私より後に入ってきたためタメ口で話している。唯一私に話しかけてくる”女子”。
「何？ヨナ」

ヨ「ダンス講師の先生がAに話があるって呼んでたよ！もしかしたらA、SMTOWNに出演の話かもね(^^)」

SMTOWN…？
私があの子と夢を見た始まりのもの…
それに私が出れるかもしれないなんて
約束が守れるかもしれない

「ありがとうヨナ。でもまずお米を自分の分取りに行ってから行くわ、早く取らないと先輩達が変な事するからさ」

ヨ「うん、出演する事になったら教えてね！楽しみにしてる‼」

まだ出れるかわからないからこんなに喜んではダメだ。楽しみは後に残さないと…ね。

ガチャ
「失礼します、パクさん。話とは何でしょうか？」

『あ！やっと来た！もう、ずっと待ってたんだからねっ！』

「…すいません。お米を取りに行ってまして遅れました」

『あ、そうなの？ならいいわ(^^)。あ、それでねあなた今年で2年じゃない？だから練習生代表としてSMTOWNで踊ってもらおうと思ってね。あ、もちろん1人ではないわよ？男女1人ずつだすつもり』

「それって日本にも…」

『えぇ、もちろん行くわよ』

やった…日本に行ける、あの子に…会える
あの子に見てもらえるはずだ。

「これからご指導よろしくお願いします。」