練習生の私。 (ページ1)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:3,140 hit

1話。ページ1

私は練習生としてきたのに、なぜあなた達は何もやらないの？あなた達は何をするために練習生になったの？一緒にやっていけない…

あの子との約束守らなきゃいけないんだから

『ねえ?SMの練習生だよね？名前は？カトクやってる？俺も来月から練習生として入るから仲良くしてよ♪』

「…。」

「うるさい、目障り、消えろカス。」

『は？…ちっ、女のクセに生意気な奴だな」

また、そうやって女のクセにって皆言うんだ
女だから悪いの？男だったら何してもいいの？
こんな世の中消えてなくなればいい。

-私はSMエンターテイメントで練習生をしている、オーディションで受かってから今年でもうすぐ2年、しかし私と同じ年に入って来た子はもう誰もいない。
練習生の生活はサバイバルであり年上年下の関係が強い。
先輩に逆らえば終わりだという。
でも私は先輩なんて気にしない、ただ、私は踊りたい。それだけで来ているのだから
ご飯だって自分で作ればいい、皆と食べなければ先輩など気にしなくていい。ただ、ただそれだけなのに皆は私を嫌う、私が皆と違う行動をしているからだ。先輩は言う、”あの子は頭がおかしい”と……