-実況者- 【私が必要なんでしょ？】② (ページ25)

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「はぁ、暇だなぁ～」

店「お客さん来ないね～」

「ですね～」

誰もいない店内をレジカウンターから眺める

この前のレトさんとのデートを思い出す

なんか…すごくかっこよかったな…

完全に私の中でレトさんは好感度が上がっていた。

店「ちょっとAちゃん何にやにやしてんの～？」

「へ！？あ！ごごめんなさい！」

店「これは事情聴取案件ね！」

「う、うわああああああああ！」

そんなこんなで私は店長にすべてを赤裸々に語った…。

店「なるほどねぇ」

「やっぱり早く決めた方がいいですよね？」

店「そうかしら？私なら遊びまくって決めるけどね(ｷﾗｰﾝ」

「oh....」

店「っていうか、本当に焦って決められても困るよ相手の子も」

「間違ってた～とかゆるされないですもんね」

店「まぁそれもあるし、これは惚れた弱みよ」

「惚れた弱み…？」

店「好きになった方が負けってことよっ、」

店長はウインクするとバックヤードへと行ってしまった

確かにゆっくり落ち着いて決めた方がいいけど…

遊びまくって決めるのは、私には無理かな笑

.
.
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「お疲れさまでしたー」

店「気を付けてね！おつかれ！」

店閉めを終わり私は夕方に帰宅していた、

あーなんかお酒のみたい気分…

スーパーでも寄ってこうかな～

私がお酒を物色していると隣から聞きなれた声が聞こえた。

『お姉さんそんなに飲むの？これから一緒に飲まない？』

隣を見てみるとキヨがいた

「これから彼氏と飲むので(ﾊｰﾄ」

『は!?彼氏って誰だよ！』

私が冗談を言ってその場を去ろうとすると、焦った様子で腕をつかむキヨ

私は振り返りまた冗談を言う

「えっ？知らないの？私付き合ったんだよ？」

『は、誰と？』

困惑の表情をするキヨは、すごく面白い

「…なんてね～！うっそでぇぇすっ！！！！」

おちゃらけながら私がネタばらしをすると

『って！てめー！はい！もうお前俺の家お泊まり決定～！』

何故かお泊まりすることになった。

「は、は!?なんで!?」

『騙した罰』

にやっと笑うと私の手にあったカゴを奪い

『なに食う？』

と勝手に決まっている、

はぁ…なんなんだこの自由人