-実況者- 【私が必要なんでしょ？】② (ページ17)

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キ「それがどうしたってんだよ」

「Aちゃんはお前と付き合ってると思ってたよ、」

俺のその一言で驚いた顔をする

「でも、お前やるだけやって返事してないだろ。」

キ「…」

「もう気づいてると思うけど、すれ違いだったんだよお前とAちゃんは」

キ「なんで…お前はそんなこと言いに来たんだよ。」

なに？お前もAが好きなんだから俺がいない方がいいって言いたいのか？キヨ

意味無いんだよ、あの子が悲しそうな顔してたら、

「俺も、…ほんとはそんなこと言いたくなかったけどAちゃんが、悩んでたから態々お前に本当のことを伝えに来たんだろ。」

キ「ふじっ、おm…」

「でもごめん、俺要らないアドバイスしたかも。」

キ「…は？」

「この前の話聞いて、レトさんも好きなんだって知った」

キヨは怒るかもしれない、ｺﾞｸﾘと唾を飲み込む。

「皆Aちゃんが好きなんだよ、ってそんで、」

でも、これは

「一回、キヨとの関係リセットして誰の傍にいたいか考えてもいいと思うよってアドバイスした。」

俺が正々堂々戦う一歩なんだ。

「だからキヨ、あの子はお前の彼女じゃない。」

少しの沈黙の後、

キ「分かってる、俺がよくなかった…勝手に伝わってるって思ってた。」

キヨが話す言葉に相槌を適当にうつ、

キヨは俯いていた顔をあげた

キ「正々堂々、勝負しようぜ。」

「おう、勿論。」

負けても文句言うなよ！というとキヨはいつも通りの笑顔でお前もな！と俺の背中をバシッと叩いた。

「いってぇ！！！！！！！！」