-実況者- 【私が必要なんでしょ？】 (ページ39)

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「ありがとうございます、またのお越しをお待ちしております～」

店「Aちゅわぁん」

「あ、店長！」

店「ごめんね？今日は突然お願いしちゃって…」

「全然！暇だったので良かったです！」

店「本当？それならいいんだけど…これ、みんなには内緒よ(小声)」

店長はピンク色の封筒を渡すと今日はありがとう！と去っていってしまった。

なんだろ…？

そっと封筒の中を見ると今日のお給料の二倍の金額が入っていた！

「！？」

「店員さーん」

「は、はひ！！！！！」

店長…やりおる…

バイト終わりの道私はこのお金を何に使おうかな～と考えていた。

貯金？

パーッと使う？

臨時収入だ、パーッと使いたいと思って歩いていると

『あれ？Aちゃん？』

振り返るとそこにはレトさんがいた。

.
.
.

「え！？レトさn…」

『ちょちょちょ、声大きいから！！！』

レトさんが私の口を押さえて焦ったように話す、

あ、これは失敬失敬…笑

『っていうかこんな遅くに何してるの？』

「さっきまでバイトしてて…」

『成るほど～、僕は今東京から帰ってきたところ！』

あっ、そっか…レトさんも出てたもんね…

「ぐぅぅうぅ～」

え？

『www』

ちょっと！？お腹なった！？

「こここここれは！朝からなにも食べてなくて！！！！！」

『うんwwごはん食べに行こうかww』

「は、はい………」

最悪、最悪最悪最悪最悪最悪最悪最悪最悪！！！！！！！！

私は恥ずかしい気持ちを堪えてレトさんの隣を歩いた。

『ごはんどこでもいい？』

「はい！レトさんが食べたいもので！」

『おっけー』