-実況者- 【私が必要なんでしょ？】 (ページ35)

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#33 ページ35

「腰いったぁ…」

『Aって初めて？』

「うっさい！！！！」

私とキヨは遂に…ヤってしまった…

半裸状態のキヨが、行為を思い出させる

『んだよｗ見んなよ、えっち！』

「(どの口が…)」

いやぁん！といいながら胸を隠すキヨ

はいはいと宥めるとごめんごめんと頭を撫でながらキスをしてくれる

『俺明日から東京行くけど、お土産いる？』

「ほしい！何くれるの？」

『東京ばな奈』

「うっわ、王道」

『スカイツリークッキー』

「そのセンス中学生か」

『マイキャプテンチーズ』

「普通にセンス良いww」

『俺だって最新の店くらい調べるからww』

そのあとも雑談をした後、そろそろキヨが東京へと行く時間になった。

『ごめんな、忙しくて』

「全然いいよ」

キヨはにこにこしながら私の前に、キヨ猫キーホルダーがついた鍵を差し出した

「？」

『合鍵』

あい、…かぎ？

「ほんとに！？」

『勿論、俺が出てったあともゆっくりしてていいよ、休みなんだろ？』

「ありがとううううう！！！！！」

私が勢いよく抱きつくと笑いながら抱き締めてくれるキヨ

やばい…幸せすぎて…しんじゃうかも…

少しして家を出ていくキヨを見送り、スキップをしながら部屋を徘徊した。

この時私は幸せの絶頂だった。

この後に悪夢のような日々が来るとは考えもしなかった。