高嶺の花 ページ3
玲於side
A 「ねえ玲於くん何組だった!?」
目の前に群らがっている人を掻き分け
やっとのことでクラス表に目を通す
玲於 「あ、2組だ。Aは?」
A 「やった!私も2組だよ!!」
玲於 「…げっ、またお前と同じクラスかよ」
なんて、心にも思ってないことを口にする
ほんとは嬉しいよ?
軽く涙がでそうなぐらい
だけど……
A 「ねえっ!亜嵐くんとも一緒だ!!」
Aがそんなことを言うから
俺は素直に喜べない
ちなみにAが言うその亜嵐ってやつは
学校一のイケメンで
背が高くて運動ができて
サッカー部のキャプテンで
頭も良い
いわゆる高嶺の花ってやつ
玲於 「ふーん。良かったじゃん」
俺は
正直言うと
その亜嵐ってやつが嫌いだ
A 「相変わらず冷たいね…」
玲於 「ぜってえその亜嵐ってやつより俺んがイケメンだから」
A 「ちょ、やめてよ。いくら玲於でもそれはありえない」
玲於 「は?笑 幼馴染にそこまで言う?」
内心ちょっと傷つきながら
2階へ続く階段を上った
.
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瀬頭昴 - とてもいい早く津々木が見たいです(/・ω・)/ (2019年10月31日 14時) (レス) id: 488bfdce20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:醤油ラーメン | 作成日時:2019年10月13日 22時