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それに…Aは、炭治郎にも病のことは言うつもりは無いらしい。
ていうか自覚してないのかな、炭治郎と話す時、いつもAからはほんの少しだけ暖かな音がする。
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恋を、している音。
きっとAは無自覚なんだろうな、ああ見えてちょっと抜けてる所あるから。
「俺は、」
ギュッと隊服の上から、未だ煩い心臓を押さえつける。
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俺だって、Aのことが好きなのに。
でもきっとこれは伝えるべき感情じゃない。
Aは、炭治郎を好いているから。
でも炭治郎も存外抜けてるから、自分の気持ちに気付いてないのかもしれない。
マヌケめ。
…違う、マヌケは俺だ。
叶いもしない恋をして、なんて馬鹿なんだろう。
大きなため息をついて、善逸はその場に座り込んだ。
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「好きだよ、」
Aが誰を思っていても。
俺は、君を応援するから。
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だから、どうか俺の気持ちに気付かないで。
今日は月が、酷く綺麗だ。
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みょん(プロフ) - 複雑な気持ちになりました。貴重な体験、楽しい時間をありがとうございました。! 長文失礼しましたm(_ _;)m (2023年3月19日 21時) (レス) id: 1ba8aac85f (このIDを非表示/違反報告)
みょん(プロフ) - なりました。夢主の気持ちもめっちゃ分かるし炭治郎の気持ちもわかります。五感がなくなっていくという感覚などは、分からないけれど、本当に夢主になったような気持ちで読めることができました。作者様は本当に凄いですね。この作品を読んで言葉で表せないくらい (2023年3月19日 21時) (レス) id: 1ba8aac85f (このIDを非表示/違反報告)
みょん(プロフ) - めっちゃ感動しました(泣)大号泣です!感無量です。神作品を作ってくださってありがとうございます。特に最後の子守唄を歌うシーン。段々と炭治郎の声が聴こえてこなくなって、もっと大きな声で歌ってとお願いするシーンがなんというか、とても切ない気持ちに (2023年3月19日 21時) (レス) @page36 id: 1ba8aac85f (このIDを非表示/違反報告)
ワンコ - 感動(>人<;) (2021年3月29日 23時) (レス) id: 1e9b1e52b8 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 柱の物語みたいです (2021年1月19日 22時) (レス) id: 751c2cfce8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハナ | 作成日時:2019年11月23日 10時