5話 ページ5
やってしまった。
彼女たちはおそらく私のことを同情しているのだろう。
私は必死に話題を変えようとした。
「あ、あの…私はこれからどうすればいいのでしょうか、」
その時だ、いきなり天女様がまた泣き始めてしまった。
「うぅぅぅ…ひっく、ひっく、もし良かったらなんだけどね?私と一緒に住まない?あまりにも貴方が悲しい想いをしているのだもの…ひっく、私貴方のことが心配だわ…ひっく、」
まるで目の前が明るく輝いたようになった。
彼女の言葉が確かなら私と一緒に住まないかと聞いた。
なんて優しい方なんだろうか…
「あの…私は貴方に恩返しがしたいです。なので、もし良かったら、、是非貴方のそばで貴方の役に立ちたいです。だからその、、」
つっかえながらも、何とか自分の気持ちに正直になれた。
初めて…いや、久々に自分の気持ちに正直になれた。
「…ッ!!!もちろんよ!!!!よろしくねぇ!!!!」
また泣いてしまった。
36人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤とんぼ(プロフ) - 嬉しいかんな♪頑張るかん♪橋本(((殴ありがとうございます!!やる気出ました!! (2021年10月23日 20時) (レス) id: cb6eaa4562 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 面白いかんな♪頑張ってかんな♪橋本かーん(((殴面白いです!頑張って下さいネ!!←この人血ダラダラでしゃべってます (2021年10月23日 20時) (レス) @page4 id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:能面 | 作成日時:2021年9月26日 0時