新たな1歩【神の力を持つ少女特別編】 (ページ43)

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謎のメガネも解除、

Mr.も無事、保護された。

敵集団は、やっぱり無個性の集団だった。

無個性ゆえに、

ヒーローを目指す人が目障りだった、

自分たちへの劣等感を感じた、

というのが動機だった。

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結構グチャグチャになっていた校内も、

プロヒーローや、個性使用OKの大工さん、

私たちHero Schoolの生徒や、

雄英のみんなにも手伝ってもらって直した。

特にお茶子ちゃんの個性は使い勝手がよく、

フル活用されていた。

もちろん私も手伝おうと思ったけど、

「「「A/藍上はダメ(だ)！！」」」

と、全力で止められてしまっては、

手伝おうにも手伝えない。

まあそこまで長い時間するわけじゃなかったから

暇をもて余すことはあまりなかったけれど。

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「団結力半端ないよね……」

「まあね、

団結力っていうかMr.の統率力がすごいんだよ。

カリスマ性がね。

ほら、教科書に載ってるくらいだから。」

「それはわかりマス…」

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片付けが全て終わったのは午後11時過ぎ。

「さぶ！」

「アメリカは冷えるからね、

……それにしても、今日はホントにごめん。」

申し訳なくなって、

自然と頭が下がった。

「何が…？」

「せっかくのパーティーだったのに、

こんなことになっちゃって…」

楽しいパーティーのはずが、

予想してなかった敵の襲来。

こんな夜中にまで付き合わせて。

「Aちゃん、」

お茶子ちゃんが

にこにこ怖いくらいの笑みを浮かべ、

「いっ…」

私の額にデコピンした。

「敵が来たの、

Aちゃんのせいやないでしょ？

私たちは自分たちの意思で、

Aちゃんのお手伝いがしたかっただけ！

今度謝ったらこれより強くデコピンするからね！

だから謝るのはもうやめ！」

「お茶子ちゃん…」

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