新たな1歩【神の力を持つ少女特別編】 (ページ36)

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「A……

あなた、無茶しすぎよ。」

ヒカリにため息をつかれながら言われたら、

返す言葉もない。

実際、私もそれを自覚しているから。

「ひどい出血に体力消耗。

いくらあなたが強いからって、

何でもかんでも１人で抱え込むのは

Aの悪い癖よ。」

「そうですわ、Aさん。

緑谷さんや爆豪さん、轟さんもいたでしょうに。

無理はいけませんわ。」

「ごもっともです……」

救助を呼ばないと、無理だった。

今回は敵が龍神のことを知らなかったから

よかったものの、

二度目はない。

「……もっと強くならなきゃ。」

「……まぁ、向上心があるのはいいことよ。」

「……ですね、

でも、無理は禁物です！！」

手当てをしてもらいながら、

２人からのお説教を食らいました。

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「……応急措置だと、このくらいしかできないけど

どんな感じ？」

試しに足に力を入れてみる。

「…うん、さっきよりはだいぶ楽。

ありがと、

よし、私たちも行こう、」

そういうと、

二人は信じられないといった目で私を見た。

「何言ってるの、Aは休みなさい。

酷い怪我なのよ？」

「そうですわ！

今後の活動に支障が出ては、

もとも子もありません。

休んでください！」

２人に固く引き留められた。

……でも、

「私はいきたい。

……向こう側の協力者に、見当がついてるの。

私が直接話をしたい。

お願い。」

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