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『…お___、
____ちゃん、
__お姉ちゃん！』
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「っ！」
目を覚ますと
戦っていたあの女は、
白目を向いて気絶していた。
………ギリギリの勝負だった。
この女も、恐らく無個性。
だけど、本当に強かった。
辺りに散らばった刃物。
……一足龍神が発動するのが遅かったら、
私はこの世にいなかった。
「った……」
派手に刃物が刺さった膝は、
ドレスを包帯代わりにしても
やっぱり痛い。
それに久しぶりの龍神のせいで、
意識も朦朧としている。
「……立てない…」
……どうしたものか。
この女を
気絶してるうちに縄で縛っとかないと、
またいつ、動き出すかわからない。
また攻撃されてきたら…
私は死ぬ。
「……こちら藍上。
恥ずかしながら歩けません、
30階のトレーニングルーム近くにいます。
誰か来てくれるとありがたいです。」
……ヤオモモに無線機を作ってもらってて
本当に良かったとつくづく思った。
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「「「「Aちゃん！/藍上！！」」」」
少ししたら、あの3人以外全員がきてくれた。
「ちょ、A、酷い怪我……」
「Aちゃん、頑張ったんやね…」
「すごいわ、Aちゃん。」
「A…」
「…酷い出血ね、応急措置をしましょう。
Aの救護は、私と八百万さんでするわ。
あとは応戦に、」
「でも、…」
「……大丈夫、私は平気だから……
お願い、みんな。
緑谷たちに、合流して」
一人一人の目を見て、訴えた。
「……行こうぜ、藍上もそれを望んでる。
俺たちで、この学校を救うんだ！！」
……ああ、やっぱり、
私はみんなが好きだなぁ。
そう思って、
少しの間、眠った。
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夢桜(プロフ) - とても感動しました…！！夢主さんは友達に恵まれていますね！！ (2019年8月22日 9時) (
レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ | 作成日時：2019年8月17日 12時
