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「…マテ、」
「…ココハ、トオサナイ。」
「っ、」
後ろも、前からも、
攻撃が迫ってきていた。
「僕がっ、！」
プラトが植物を操り、私たちを取り囲んだ。
「…逃ゲルナ。」
・
「…この人たち、
操られているプロヒーロー、だよね。」
植物のバリアの中で、みんなで小さくなった。
「…ここは僕とハリーで食い止めます。」
「…ああ、」
「でも相手はプロヒーローだよ！？
いくらHero Schoolの特進科だからって…」
「大丈夫。」
プラトとハリーは、お互いを見て頷いた。
「……個々では相手の方が上だろう。
でも俺たちは、協力戦ができる。」
「…僕達なら、
1＋1を5にも10にも、
何倍にでもできる。」
「「俺/僕 たちなら、やれる。」」
……そう。
個々じゃ適わない相手でも、
協力すれば、できる。
共に頑張ってきた仲間だ。
「…わかった。
ここはプラトとハリーに任せよう。」
「…くれぐれも、無理はするなよ2人とも！」
「ああ。」
「うん。」
「…ヤオモモ、」
「はい、なんでしょう？」
「…ここにいる全員分、無線機創れる？」
…スマホが無い今、
連絡が取れないのは痛い。
「そうですわね、了解しましたわ！」
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「…じゃあ、
いくよ！」
ヤオモモの創造が終わるのを待ち、
私の剣と、切島の硬化した腕で、
植物のバリアを破った。
「…馬鹿メ。」
そこから攻撃が容赦なく飛んでくる。
でも、プラトが私たちを入口まで運んでいった。
「絶対に、Mr.を救え！！」
いつもは静かなプラトの叫びに、
「…了解。」
私もみんなも、
緊張感を持った。
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夢桜(プロフ) - とても感動しました…！！夢主さんは友達に恵まれていますね！！ (2019年8月22日 9時) (
レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ | 作成日時：2019年8月17日 12時
