新たな1歩【神の力を持つ少女特別編】 (ページ7)

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「で、ここが演習場。

雄英のよりも少し広いかな。」

「すっげー…」

「あ、Aだぁ!!」

色々な場所を案内し、

演習場に来ると

1人の女の子が、水で自身の背中を押しながら

私の目の前で止まった。

「お、この子たちが雄英のお友達？」

「うん、そうだよ。

紹介するね、私の友達の…」

「シー・マリンです！！

私の個性はねー…」

「マリン！！」

マリンの自己紹介を、

男の子の声が遮った。

「今試合中だろ！！？

早く帰って…うわ！！」

「よっしゃ勝ったぁぁ！！」

「くそぉぉ！！」

…どうやらマリンは

試合中にも関わらずに抜け出してきたらしく、

負けてしまったらしい。

「勘弁してくれよマリン…

…ってあれ、Aじゃん、

にしても大人数だな、」

「あ"？」

「爆豪、つっかからないの、

紹介するね、私の友達…」

「ニードル・ハリーだ。

ハリーって呼んでくれ、」

「ハリー、まだなの？」

「そんなに私たちに負けたのが悔しかった？」

植物のツルを使って

私たちの目の前に来た男の子と女の子

「あら、」

「うあ！た、たくさんいる……」

「ヒカリ、プラト…

昨日、

日本から私の友達がくるって言ったでしょ？」

「ああ、言ってたような…」

「雄英高校なのよね？

私はエレクト・ヒカリよ、よろしくね。」

「…僕はグラス・プラト。」

「みんなHero Schoolのエリートなんよね…」

「ええ、とても楽しそうね。」

「みんな何してたの？」

「ペアでのバトルだよ!!

簡単に言えば鬼ごっこ。

……ああ！！

いいこと考えた！！！！」

急にマリンがそう叫んだ。

「…何？」

「君たちもしようよ！！鬼ごっこ！！」

「「「…え？」」」

「2対2だとあんまり迫力なかったんだよねぇ、

それに、日本のトップとも戦ってみたいし！！」

……へぇ、

「いいっスねそれ！！」

「Hero Schoolの皆さんと

お手合わせできるなんて嬉しいわ」

「やる気になってきたぁあ！！」

「…チッ、鬼ごっこなんて子供じみた遊び、

誰がするかよ、」

…ひねくれてんなぁ、

こういうときは確か…

「…へぇ爆豪捕まるのが怖いんだ？」

「…あ"？」

…きたきた、

「すぐに捕まっちゃうもんねぇ怖いよね」

「んなことねェわ逃げ殺したるわ！！！」

…大成功。

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