新たな1歩【神の力を持つ少女特別編】 (ページ4)

今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:71,097 hit

4. ページ4

・

「こちらが

我がHero Schoolの正面玄関になります。」

「うおー!!」

「でけぇ!!」

皆が驚くのも無理はない。

ここの門は、

高さが雄英の2倍くらいあって、

横も3倍ほど広くなっている。

「ここは世界中から

ヒーロー志望が集まるからね。

いろんな個性の人も不自由なく過ごせるように

バリアフリーを極めてるの。」

「すっげー…」

「これが名門中の名門…!」

「さすがね、」

……やっぱりこの感じ、

懐かしいなぁ…

「…どうかしたのか、藍上。」

しみじみと喜びを噛み締めていると、

近くにいた轟が声をかけてきた。

「久しぶりだね、元気だった？」

「ああ。」

「そういえば轟と爆豪、

ヒーロー仮免取得おめでとう。」

「お、ありがとな。」

「当たりめェだ!!」

……相変わらずの口の悪さだなぁ。

「…素直じゃないね。」

「あ"!?」

…この口調で受かったんだな。

・

・

・

そして、

「着きました。」

「「「ありがとうございましたー!!!!」」」

「ここが…!」

「ヒーローの本場の…!!」

「名門中の名門…!!!」

「「「「Hero School……!!!!!!」」」」

・

「うわぁ……」

「おっきい……」

やっぱり外は冷え込むな。

「うお、なんだこれ!!」

『学科学年名前ヲ教エテ下サイ』

「ヒーロー科

Advanced course 1年、

藍上A」

そう言いながら顔を近づけると、

『認証成功シマシタ

ゴ友人様モ、御手数ヲオカケシマスガ、

画面ニ顔ヲ近ヅケテ下サイ、』

「入るための簡単な手続きが必要だから、

順番に画面に顔を向けてくれる？」

「俺やりたーい!」

ノリのいい上鳴が

早速キメ顔をしながら画面を見つめた。

『認証シマシタ、

入校カードヲオ取リ下サイ』

「うお!!」

さっき撮った写真の載った

入校許可証が出てくる。

「すげー!!見てこれ!」

「キメ顔やば…」

「何だよ!!かっこいい方がいいだろ!?」

上鳴と響香は相変わらずだな。

「すごい、
やっぱり最新技術が駆使されているんだ、
角度も変わるようになってるから身長に差があってもきちんと読み込めるようになってるのか…」

「さすがハイテクね、」

緑谷のオタクモードも、相変わらず健在らしい。

・