新たな1歩【神の力を持つ少女特別編】 (ページ25)

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「階段どこだよ…！！」

「万が一の侵入者に備えて、

造りが複雑になってるの、

できるだけ戦いにならないように

最短ルートからは外れてるから

結構時間がかかっちゃうんだけど…、」

「…ううん、今はそれが妥当だよ。

プロヒーローとの戦いは、

できるだけ僕たちも避けたいから。」

それに加え、Hero Schoolの卒業生となると、

実力も確か。

しばらく走っていると、

「っ！」

マリンさんが水を操って、

壁に向かって叩きつけた。

「何を…！！！」

「…ヌレタ。」

………気配を、

ほとんど感じなかった。

さすが本場の学生。

「…A、私はここに残る。」

「…私も、ここに残るわ。」

蛙吹さ……つ、ゆ、ちゃんもそう言った。

「それとA、

たぶん、外から行った方がいいかも。

……ここからは防犯カメラに映っちゃう。」

「ここから…？、」

「…上にいけばいくほど、

防犯システムが強くなってくるの。

管理室に行くには、

相当の警備を抜けていかなきゃ。」

「…わかった。

緑谷、切島、飯田、」

「「「ああ/うん、！」」」

僕たちは一緒に壁を壊した。

「…イクナ、イクナ、」

「…あんたの相手は、」

「私たちよ…！」

そう言ってマリンさんは、

水を操って敵に立ち向かった。

「みんな、行って！！」

「気をつけてね！！」

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