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肩を揺らしながら、少ししんどそうにお腹あたりに手をあてる付き人がいた
………
『…おま……っ…』
私以外にも、今付いてくれている付き人も驚いているようだった
『……もう…、
…もう大丈夫だから、俺が…』
そう言いながらゆっくりと一歩一歩、私たちの元へ近付いてきた付き人
…走った…？
少ししんどそうに肩を揺らしているのはそういう事…？
『…いや…まだお前…『いいから…治ったから』
………
…二人して。
ここの空間に私だけしか居ないからだろう。
……信用しすぎでは…
…言葉遣い、姿勢、冷静さ、落ち着き、表情
並べたらキリがない。
『…お前はもう、帰っていい
ありがとう』
そう言って軽く彼の背中を押した
だけど、彼はまた振り返って心配そうな表情をしていた
『…お前…まだ体調が…』
私から見ても分かるくらいだもん。
彼に見えてないはずがない
さっきからお腹に手を当てて、しんどそうにしているし
なにかを支えにして立っていないと辛いのか、腰を少し曲げて机に手を置いていた
二人のやり取りだと思って、黙って見ていると急に付き人と目が合った
私はなんとなく大丈夫そうな気がして数回頷くと、付き人は小さく数歩離れた
『……では、失礼させていただきます
……本当馬鹿だ…無理するなよ』
私に丁寧に頭を下げた後、付き人に触れて耳元でそう呟いていた
付き人も感謝を込めてか、軽く彼の肩に触れていた
付き人が教室を出て行くと、一気に静かな空気が広がった
『……お嬢様…A様……
申し訳ありませんでした』
真っ直ぐな目と合ったと思ったら、苦しそうにそう言って頭を深々と下げた付き人
そんな姿に少し胸が痛む
『…貴方の秘密にしていた事を…、プライベートなことを……｢もういいよ｣
申し訳なさそうにする彼になんて答えたらいいのかわからなかった
確かに、彼は他人の前で秘密をばらした
だけど、その後何も…誰にも言ってないようだった
言ってる事が違う
それに……………
｢その話はもう無くなったから｣
私がそう答えると、頭を上げて不思議そうな顔をしていて
内容を理解したのか驚いているようだった
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PUPU(プロフ) - Lu__A09さん» もはや早朝…！そう言って貰えて本当に嬉しいですすすす(T_T)たくさん水分も放出してくれてこちらも泣いてしまいます(ToT)お互いたくさん水分を取りましょう！満足していただけたみたいで良かったです〜！！ (6月22日 14時) (
レス) id: 9f3805026a (このIDを非表示/違反報告)
Lu__A09(プロフ) - 夜中からこんな時間まで読んじゃいました。ボロ泣きです。枕がびっちゃびちゃですどうしてくれるんですか、、、、。最高に良いお話ですね！及川さんが幸せになるのってあんまり見た事なかったので楽しめました！感情移入がしやすくてほんとに水分不足です。最高！！ (6月18日 7時) (レス) @page16 id: ebf47e3a09 (このIDを非表示/違反報告)
PUPU(プロフ) - れたすさん» そのように貴重な存在にしていただけて嬉しいです…！飽きるまで読んでいただけたら幸いです(ToT)ありがとうございますm(_ _)m (2021年1月3日 22時) (レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - いつもお気に入りに入れる作品は更新途中のものだけなのに、この作品は何度も読み返したくなるほど話の構成とか、キャラクターのなんか、、もう、、、あれとか(語彙力)が全部素晴らしくて読んでる側としても感情揺さぶられふところが多くとても好きでお気に入りしました (2021年1月2日 20時) (レス) id: 6b14e12bb4 (このIDを非表示/違反報告)
PUPU(プロフ) - はるなさん» コメントありがとうございます！！！了解致しました(^^) (2020年1月1日 14時) (レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PUPU | 作成日時：2019年6月9日 21時
