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また更に緊張感が増す
……………。
｢…岩泉さん｣
丁度、白鳥沢も学校が終わったのか部活がないと思われる生徒がゾロゾロと校舎から出てきた
違う制服が校門にいるせいで注目をすごい浴びる。
そんな中、私は岩泉さんに声をかけた
｢…ビンタしてくれませんか｣
岩泉さんの顔は特に動きはせず、こちらをじっと見ていた
その隣にいる花巻さんは少し目を見開いていた
…このままじゃ、ウジウジしたままだ
もういっそ、吹っ切れてしまいたい。
岩｢…お前、思っていたより極端なんだな｣
そう言いながら手を上げるもんだから私は思わず目を強く瞑った
花｢…え、ちょ…！！｣
刺激があればキッパリ出来るはず…！！
チラつくアイツの顔も、その衝撃できっと忘れられるはずだから。
……
……っ…なかなか…来ない…
岩｢…離せよ。コイツがやれって｣
目をうっすら開いてみると、岩泉さん腕を押さえる花巻さんの姿
｢…花巻さん！いいんです！｣
そう言ってまた目を瞑り、構える。
花｢よくないから！しかも頼む相手一番間違ってるから！！！｣
花巻さんの焦ったような声がよく聞こえる
早くしないと………
そう思った途端、遠くから聞こえた声に自然とそちらに目がいった
会話をしていた彼らもこちらに気付き、目が合った
天｢あれ？Aちゃん！？
…んで何？喧嘩？？｣
天童さんは笑顔でこちらに駆け寄ってきて近付くにつれて笑顔が苦笑いに変わっていった
花｢…助かった…｣
岩泉さんは力を緩めたからか、花巻さんは手を離してため息をついた
天｢若利くーん！Aちゃんがいるよ！｣
天童さんは私の肩を掴んでクルッと体の向きを変えた
その視線の先にはあの試合ぶりの牛島さんの姿があった
牛島さんは私を見て少し驚いているようだった
また緊張感が走ったからか、心臓の音が少し大きくなった気がした
"…すまない"
"お前はやっぱり小さいな"
あの時の記憶が一瞬蘇って、少し胸が苦しくなった
牛｢…白山。何でここに？｣
……
｢お久しぶりです、牛島さん、天童さん｣
なんか、本人を目の前にしたら楽になっている気がする
もう言う以外の選択がないからかな
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PUPU(プロフ) - こんこんさん» ありがとうございます(´；ω；｀)期待に応えられるよう頑張ります！！！ (2019年4月11日 8時) (
レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
こんこん - こんばんは、PUPUさん！初コメ失礼いたします！この作品、とても面白いです！夢主ちゃんに波乱の展開が…！？もう、すっごく楽しみに待ってます！頑張ってください！！ (2019年4月10日 23時) (レス) id: e238538397 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PUPU | 作成日時：2019年3月30日 15時
