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そんな顔をされたら言うしかない
それに…貴方は………あの時…
肩を掴む手から力強さを感じる
私は突っかかりながらしっかりと話せているのかもわからないけど、あった事を伝えた
岩泉さんも、近くに来たピンク頭も相槌を打ちながら真剣に話を聞いてくれた
話し終わると、岩泉さんは私の肩を離して少し離れたところで川の中を覗き始めた
『どこだ〜』
…………………
岩｢3人で探した方が早い｣
岩泉さんは川の中に手を入れ、石を触りながらそう言った
彼らの優しさにまた胸が締め付けられた
私は涙を拭って、2人と同じように機械を探しを再開した
…
…確かあの時…袋に入ってて……
袋さら投げ捨てたような…
川の流れも考えながら先の方を探していてもなかなかそれらしきものは見つからない
……っ！
石で足を滑らせ倒れそうになって思わず目を瞑った
『…セーフ』
その声にゆっくりと目を開くと、ピンク頭の彼が体を支えてくれていた
………すごい体制…
｢…ありがとうございます……｣
ピンク頭は笑顔で頷いていた
………名前…
岩｢気を付けろよー｣
岩泉さんがそう言ってすぐにピンク頭は、滑って転んで上半身もビチョビチョになっていた
だんだんと不安な、
嫌な気持ちが和らいでいってる気がした
.
川の中に入ってどれくらい経ったんだろう
もうそれくらい時間が経ってる気がする
『あ！お姉ちゃん！
…何してるの？』
そんな時、会いたくもない姿が目に入る
散歩から帰ってきたであろう男の子と、おこげ
私は無意識に男の子から目をそらしてしまった
すると近くにいた岩泉さん達も顔を上げた
岩｢この川に大事なモン落としたっていうからみんなで探してる｣
……
男の子は私から岩泉さんの方に体を向けた
もう2人も気付いてるだろうな
…おこげ……の事…
でも男の子には何も言わず、そのまま帰りを見届けていた
そして2人はまた川の中に手を伸ばした
岩｢拾われたんだな｣
そう呟く岩泉さんの言葉にまたジワリと涙が浮かんだ
また改めて悲しみが湧き上がる
｢……っおこげだもん…
マルじゃない……おこげ…っ｣
やっぱり受け入れたくない
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PUPU(プロフ) - こんこんさん» ありがとうございます(´；ω；｀)期待に応えられるよう頑張ります！！！ (2019年4月11日 8時) (
レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
こんこん - こんばんは、PUPUさん！初コメ失礼いたします！この作品、とても面白いです！夢主ちゃんに波乱の展開が…！？もう、すっごく楽しみに待ってます！頑張ってください！！ (2019年4月10日 23時) (レス) id: e238538397 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PUPU | 作成日時：2019年3月30日 15時
