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ほとんどは遠くから、何が起こっているのか分からないようでこそこそしながらこちらを見ていた
一部見ていた人や、状況がおかしいと察してくれた人はこちらに寄ってきてくれた
そして私のところに駆け寄ってきた人
白布さんともう一人
……………
『…大丈夫か?』
……彼は……
…岩ちゃん………岩泉…だっけ…
なんで…
岩「中から見えて…様子がおかしかったから」
そう言う彼は息が上がって肩を揺らしていた
心臓の動きはまだ早いままだった
"………Aちゃん…"
頭から離れない私を呼ぶ声
…なんで…?
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで…!?
なんで名前を……
白「…おい」
その声にハッとして顔を上げると白布さんと岩泉さんがこちらを不思議そうに見ていた
白「…大丈夫か…?
何かされたか」
…何か……
「……っ何も…」
私は首を横に振って答えた
するとまたタオルを頭に載せられて、そのまま頭を引き寄せられた
白「…ごめん」
………
白布さんは私がまだ恐怖心に囚われている事が分かってるのかそう言って優しく背中を撫でてくれた
口は押さえられていないけど苦しい
岩「何があった」
白「声が聞こえたから振り返ったら、あの親父に押さえられてて…」
視界も暗い中、そんな会話が聞こえてくる
…………良かった
…届いてたんだ
岩「…ああ、俺もそこは…」
白「急いで行こうとしたら、コイツの付き人…?が隣から…」
………………………
なんで?
名前、名乗った?
どうしてここにいるの…?
そんなことが頭から離れなくてしばらく恐怖が離れなかった
.
しばらくすると近くで聞き慣れた声がした
『…私がお任せしましたが、もう大丈夫ですので
離してもらってもいいですか』
……付き人…?
私は顔をあげようと白布さんの体を押そうとすると、白布さんの腕に力が入り顔があげられなかった
………白布さん…?
『……あの、お嬢様…
今の彼は知り合いでもなんでもない方ですよね…?』
付き人はそのままの体制でそう話しかけてきた
『…前に言っていた…痴漢とは、彼の事…』
少し暗めな声に私は頷いた
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PUPU(プロフ) - こんこんさん» ありがとうございます(´;ω;`)期待に応えられるよう頑張ります!!! (2019年4月11日 8時) (レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
こんこん - こんばんは、PUPUさん!初コメ失礼いたします!この作品、とても面白いです!夢主ちゃんに波乱の展開が…!?もう、すっごく楽しみに待ってます!頑張ってください!! (2019年4月10日 23時) (レス) id: e238538397 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:PUPU | 作成日時:2019年3月30日 15時