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立｢今日はいきなり押しかけてしまい申し訳ありません｣
智さんと過ごす時間は決して楽しくない訳では無い
｢いいえ。今日もとても楽しかったです！｣
楽しいからこそ時間があっという間に感じる
そして今日も歩いて家まで送ってくれてる
立｢…あの｣
昨日も歩いた道
隣にいる人が違うだけで、空気や雰囲気やいろんなものが違って見える
私が智さんの方に顔を向けると、また恥ずかしそうにしていた
立｢また誘ってもいいですか？｣
ドキッとするのは私自身彼を意識してるからなのかな
それとも
｢もちろんです｣
しっかりと私だけを見てくれている智さんへの罪悪感か何かを感じたから？
立｢ありがとうございます
僕が住んでいるところとAさんが住んでいるところは全然違うので、
とても新鮮で歩くのですら楽しいです｣
…田舎？
って言うことだよね。
｢自然が多いので私も好きです｣
都会よりは全然田舎でいい。
智さんの住んでいるところは都会だったりするのかな。
でも都会だったらどうして田舎の家を選んだんだろう
立｢そうですね、僕も自然が好きなので心地いいです｣
そう言って大きく息を吸う智さん
前髪が風でふわりと揺れた
無理矢理私に合わせている様子も無さそうだ
隣に並ぶのは彼なんだ
及川や牛島さんよりも背が低くて
無意識に、ポロッと喋っちゃう純粋な人
でも私よりはるかに年上で、大人。
｢智さん、手を出してください｣
いきなり何を思ったのかそんな事を言っていた
智さんは不思議そうな顔をしながらも手のひらを私の方に差し出した
私はいつものようにその手に自分の手を重ねた
………あれ？
｢大きい…｣
及川や牛島さんと多分変わらないくらい…
はっきりした大きさは覚えてないけど、このくらいだった気が…
智さんは小さく笑っていた
立｢僕、手大きいんですよ
…というより、Aさんが小さいんだと思います｣
智さんはそう言って両手を私の方へ差し出してきた
……………
｢智さんが大きいんです｣
立｢…あ、もしかして気にしてましたか…？
ごめんなさい…｣
そう言いながらも笑っている姿に少し胸が跳ねた
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PUPU(プロフ) - こんこんさん» ありがとうございます(´；ω；｀)期待に応えられるよう頑張ります！！！ (2019年4月11日 8時) (
レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
こんこん - こんばんは、PUPUさん！初コメ失礼いたします！この作品、とても面白いです！夢主ちゃんに波乱の展開が…！？もう、すっごく楽しみに待ってます！頑張ってください！！ (2019年4月10日 23時) (レス) id: e238538397 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PUPU | 作成日時：2019年3月30日 15時
