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『でも高校は同じみたいだし、また来るかな〜って思ってたのに引っ越しちゃうし』
夕のお母さんは気に食わなそうに頬を膨らましていた
夕のお母さんはとっても可愛い。
すると玄関の扉が開く音が部屋に響いた
『帰ってき…「Aーーーーーー!!!!」
夕のお母さんが何か言いかけた時に、私の名前が大きく響いた
『うるさい!!』
おばさんは少しイラッとしたのか怒っていた
そしてこの声
ドタドタと走ってくる音が近付いてくる
西「A!」
息を切らせて目を輝かせて立っていた
『もっと静かに帰ってきなさい!』
西「おー、母ちゃん」
おばさんは呆れたように大きくため息をついた
西「帰ってきたんだな」
「…うん」
関係は戻ったはずなのに、また近付いた気がした
『相変わらずね〜』
近くで見ていたおばさんが微笑みながらそう言った
『もしかして、アンタ達昔喧嘩でもしてたの?』
おばさんのその一言に二人して心臓が飛び跳ねた気がした
思わず体が固まる
西「…あ…あはは!はは…!何言ってんだよ!…な、なあ!」
夕を見るとぎこちなく笑いながら私の肩に手を置いた
「…はは…!うん!…ねえ!」
そして、おばさんの顔を見ると吹き出していた
『わかりやす。』
.
西「おかえりって事でパーティーだ!!」
『普通のご飯だけど気持ちはパーティーって事で!』
西谷一家は楽しそうにそう言った
『ありがとう』
「…ありがとう、ただいま」
私達は手を合わせて料理を楽しく食べた
この感じ、久々。
帰ってきたって感じがする
この雰囲気がそう感じる
…
ご飯も終わってみんなでのんびりしていた
私はベランダへ
母さん達はリビングでまだ話してる
西「何してんの」
夕もベランダに来た
「涼んでるだけ」
夕は私の隣に来て一緒になって空を眺めた
ああ…この感じ
「お礼、何も出来なかったから少しずつしていかなきゃ」
私がそう言うと、夕は何のことかすぐ分かったみたいだった
西「お礼して欲しいガラでもないけどな」
…確かにね
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PUPU(プロフ) - みくちゃんさん» 暖かいお言葉ありがとうございます!!! (2019年1月26日 16時) (レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
みくちゃん(プロフ) - PUPUさん» いえいえ!無理しない程度に頑張って下さい!笑 (2019年1月26日 11時) (レス) id: a47d306ddb (このIDを非表示/違反報告)
PUPU(プロフ) - みくちゃんさん» 長々とお付き合いありがとうございます(´;ω;`) (2019年1月26日 10時) (レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
みくちゃん(プロフ) - 1から見せてもらってます!凄く内容が引き込まれる感じで凄く面白いです笑 (2019年1月24日 11時) (レス) id: a47d306ddb (このIDを非表示/違反報告)
PUPU(プロフ) - うへぇさん» ありがとうございます(/Д`;あともう少し…!頑張ります! (2019年1月20日 23時) (レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:PUPU | 作成日時:2019年1月19日 18時