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…にしても夜久くんは何でこんなにイライラしてるんだろう
『あれ、お前ら何して…』
すると、遠くから小さく聞き覚えのある声が聞こえてきた
リエーフくんが顔だけではなく、体ごとそちらに向けるもんだから私も自然と向いてしまう
…って、こんな状況……！
影から出てきた黒尾くんと当たり前のように目が合う
むしろこの状況でスルーする人はいない…
黒｢…えっ、星野さん…？
…てか、え、何して…｣
黒尾くんは予想できるくらい戸惑っている
私は恥ずかしくて思わず目を逸らした
すると夜久くんが大きくため息を付くと、心做しかリエーフくんの体がピクッと動いた気がした
夜｢…遅せぇ。早く来いって言ったろ｣
…私の事を気にしてくれてるなら、別にそこまで怒らなくても…
声をかけようとすると、また夜久くんが口を開いたので思わず口を閉じた
夜｢あぁ〜。後輩から告白の呼び出しされたんだったっけなぁ、忘れてたわぁ｣
何故か心臓が大きく跳ねた
………告白……？
灰｢付き合ったんですか！？
誰です！？返事は！？｣
リエーフくんはいつもの様に目をキラキラさせて楽しそうにしている
私も無意識に黒尾くんの方を向いていたみたいで、目が合ってから気付く
黒尾くんはほんのり頬が赤い
すると黒尾くんはすぐに目を逸らした
…
黒｢…うるせぇな……断ったよ
俺も好きな人くらいいる……｣
するとリエーフくんは私を抱えたまま、黒尾くんの方へ近付いた
黒尾くんも驚いているし、私も驚いている
さっきは目を逸らされたけど、次は私が黒尾くんを見ることが出来なくて目は合うことない
灰｢断った！？好きな人！？？｣
テンションが上がっているリエーフくんの声が大きく響く
…知りたいと思う中、知りたくない気持ちがある
……分かってるもん
日直を楽しそうにする黒尾くんと、頬を赤らめる佐々木さんの姿が急に頭に浮かぶ
今日だけではなく、他の日のものも。
…！
…二人は両想い。
｢リエーフくん、そろそろ降ろして貰っていい…？｣
苦笑いで言うと夜久くんを見てから優しく降ろしてくれたリエーフくん
素敵だと思いながらも何故かどこか苦しい気がする
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PUPU(プロフ) - は る くさん» 更新遅くて申し訳ないです(´；ω；｀)そして嬉しいお言葉ありがとうございます！ (2020年5月26日 21時) (
レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
は る く(プロフ) - ノンストップで読んじゃいました。。。続き楽しみにしてます！！！ (2020年5月23日 16時) (レス) id: 20d1569ebb (このIDを非表示/違反報告)
PUPU(プロフ) - redstarm53さん» 少しでもそう感じてもらえてるなら良かったです！ありがとうございますm(_ _)m (2020年5月21日 10時) (レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
redstarm53(プロフ) - むちゃくちゃドキドキして、すごく焦ったくて、めっちゃ青春って感じです！！！続きをいつも楽しみにしています。更新ありがとうございます！ (2020年5月21日 0時) (レス) id: cfdf260033 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PUPU | 作成日時：2020年5月5日 11時
