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友｢…ごめんね、何かあった？｣
私がいろいろ考えていると、友くんは心配そうに私の顔を覗き込んだ
私は慌てて笑顔を作った
｢…あ、えっと夜久くんってもう行っちゃったかな？｣
友くんと夜久くんは同じクラスだったはず。
でも友くんがここにいるならもういないのは当たり前…
聞いておきながら友くんの答えを聞く前に、思わずため息が出てしまった
友｢夜久なら部活に行ったかも｣
するとその反応に友くんは小さく笑いながらも私が予想していたことと同じ事を言った
…やっぱり。
…いやでも今から急げばまだ部活は始まってないかも。
……………………
いくら会った事がある人がいたとしてもあの人数の中声を掛けるのは…
無理か………
すると友くんはなにか察してくれたのか気まずそうに口を開いて
友｢俺、暇だから一緒に行こうか？
部活、まだ始まってないと思うし｣
そんな、優しく私が望んでいた事を言ってくれた
…悪い…と思いながらもこれだけはどうしても譲れなかった
｢…ごめん。すごい助かる、お願いしたい｣
私は急いで自分の帰る支度を済ませて、友くんと教室を出た
.
すれ違う今から部活という人も、まだ始まってはいないようで少し安心した
体育館に着くとチラホラとバレー部の人達の姿が見えた
友｢…どこかな｣
そう言いながら覗いてみるも夜久くんの姿は見えなくて、見覚えのある背の高い姿は見つけた
するとその彼もこちらを向いて、ちょうど目が合ってしまった
灰｢先輩！｣
なんか久しぶりな感じ。リエーフくん。
『おー、どうした？』
リエーフくんが駆け寄ってきた時にちょうど聞き覚えのある声がして私と友くんは振り返ると、
夜久くんが不思議そうな顔をしていた
友くんの方を見ると安心したように息を吐いた後、私の方を向いて微笑んでくれた
｢話があるんだけど…もう部活始まっちゃうよね｣
今ここで話すには時間がきっと足りない
夜久くんは優しいから、きっと言葉を選んでくれてる
｢…あの……風邪、研磨くんなんだよね
その話がしたかったけど、忙しいと思うから…｣
なんて言ったらいいのかわからず突っかかってしまう
｢…終わるの待ってる｣
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PUPU(プロフ) - は る くさん» 更新遅くて申し訳ないです(´；ω；｀)そして嬉しいお言葉ありがとうございます！ (2020年5月26日 21時) (
レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
は る く(プロフ) - ノンストップで読んじゃいました。。。続き楽しみにしてます！！！ (2020年5月23日 16時) (レス) id: 20d1569ebb (このIDを非表示/違反報告)
PUPU(プロフ) - redstarm53さん» 少しでもそう感じてもらえてるなら良かったです！ありがとうございますm(_ _)m (2020年5月21日 10時) (レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
redstarm53(プロフ) - むちゃくちゃドキドキして、すごく焦ったくて、めっちゃ青春って感じです！！！続きをいつも楽しみにしています。更新ありがとうございます！ (2020年5月21日 0時) (レス) id: cfdf260033 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PUPU | 作成日時：2020年5月5日 11時
