ちょっと変わった出会いから 2 【HQ】

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私が友達を連れてきたこともないから、おばさんは見ない顔に驚いているようだった








しかもかなり大きいし、男だしね…








するとおばさんは顔を明るくさせて手を叩いた









『みんなご飯食べた？




よかったらみんなうちで食べていってよ！』








いきなりの事に、辺りは一瞬静まり返る







けど、みんなの目は何故かキラキラしている







『実はね〜…



今日息子達が帰ってくるって言うからご飯たくさん作ったんだけど無しになって』









…なるほど。




おばさんは困ったようにわけを話し始めると、みんな苦い顔をして相槌を打っていた







するとまず食いついたのはリエーフくんだった







灰｢食べたいです！｣







リエーフくんはいつでも元気だな……






周りもそんな感じで、リエーフくんの明るさに呆れているようにも見えた








夜｢リエーフ！図々しい…｣







夜久くんはリエーフくんを殴りながら、彼の足を止めた







するとおばさんは笑いながら首を横に振った








『いいのいいの。丁度Aちゃんと翔ちゃんのところ行こうとしてたし





たくさんボディガードも居るみたいだから丁度いいじゃない』








おばさんは冗談を混ぜつつ、家の中にみんなを招き入れた








みんなも初め戸惑っていたが、まあいいかという感じで一緒にご飯を食べる事になった








おばさんの言う通り、かなりの量が机に並べられていた









黒｢…すっげえ｣







いつの間にか翔を降ろして、手を繋いでいた黒尾くんも驚きながらそう口にしていた









息子さん………






きっと楽しみだったんだろうな…と思いつつ、私はおばさんの手伝いへ向かった








すると既に、夜久くんがいてお皿を持っていた








夜｢あ、星野さん



食べるもの持てないんだけど、お願いしてもいい？｣









夜久くんはやる事が早いなぁ





気が利くというか…







私は慣れた手つきで、お箸を数本出した








おばさんの家には何度も来てるから、どこに何があるか使っていいかはもう分かっている








だから、おばさんにお願いされたものと必要だと思ったものを持ってみんなのいる所へ向かった








…







『いただきまーす！！』








みんなで手を合わせて一斉にご飯に手を伸ばした







バレー部の方々は、部活後でお腹がすいていたのかモリモリと食べ始めた

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