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しばらく話していると、不思議そうに首を傾げるリエーフくん
…いきなり、どうしたんだろう
そう思いながら、私は笑顔を作りながら同じように首を傾げた
灰｢…なんか、お昼よりテンション低いですね｣
そう言われて大きく胸が跳ね、さっきの出来事や、先生の笑顔が頭を過ぎる
私は収まりきれていない感情をまたさらに押さえつけた
｢…そ、そうかな
学校が終わって、疲れたからかな｣
黒尾くんと話してるうちに自然と消えているのかと思っていた
けどやっぱり、抑える事もできず消えてすらいなかった
私は焦りながらも落ち着いて、リエーフくんにそう伝えるとまた眩しいくらいの笑顔で答えてくれた
心臓がドキドキとうるさい
早く帰らなきゃ…
なんて考えていると、ある人とパチっと目が合う
すると急に押さえていた涙腺が緩んだ
…っ！
私は思いっきり別の方向に顔を逸らした
……決めたばっかじゃない
すると頭にフワリとタオルらしきものが落ちてきて
優しく、少し強めに腕を引っ張られて、止まっていた足が自然と動いた
灰｢…っ｢…顔洗ってくるだけ｣
涙で歪んでいるけど自然と視界に入る彼は、リエーフくんの方も向かずそう答えた
『…余計な事も言わなくていいから』
すると急に立ち止まって、リエーフくんの方を見るように横を見てそう付け足した
堪えきれてないけど、なるべく堪えようと努力はしているからか胸が死ぬほど熱く、苦しい
唇を噛み締めながらも、彼に連れてこられたのは本当に水道だった
｢…ご…っ…ごめん｣
馬鹿みたいに声が震える
顔を上げると、光に当たる金髪が少し明るく見えた
孤｢……なんで泣くの｣
私を引っ張って連れてきたのは研磨くん
そんな彼の眉間にはシワが寄っていた
また…
｢…迷惑かけないって……言ったばっか…っ｣
自分の行動に腹が立ちながらも、止まらない涙を必死に止めようと手で拭う
孤｢…俺？俺のせい…？｣
研磨くんは眉間のシワを緩めながら、怯えるような目でこちらを見ていた
…なんで……
私がボロボロと泣くもんだから、研磨くんは焦りつつも頭に乗せたタオルの端で私の顔に触れた
控えめに、優しく。
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PUPU(プロフ) - あははははさん» 強引なワガママを無理やりねじ込みました…申し訳ないです… (2021年1月6日 21時) (
レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
あはははは - ワガママしすぎwおかしいw (2021年1月6日 20時) (レス) id: 0050c00856 (このIDを非表示/違反報告)
PUPU(プロフ) - 瑞稀さん» そんな…！(´；ω；｀)ありがとうございます！いろんな意見を取り入れて、別ルートも作るつもりです(^^) (2020年2月13日 12時) (レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - すごく面白いです。感情移入して泣いてしまいました…笑 個人的には研磨落ちも見たいですがクロ寄りですかね…？？どんな結果でも楽しみにしてます！ (2020年2月13日 3時) (レス) id: 503fd2a4ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PUPU | 作成日時：2020年1月14日 21時
