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黒「昨日ぶりだな〜翔」









翔は黒尾くんの元に行き、両手を大きくあげた







黒尾くんは答えるようにそのまま翔を抱き抱えて話し始めた









そしてそのまま昨日のように、遊具が沢山ある場所へ移動をしていった









そしてその場に残ったのは、研磨くん。







一気に気まずい空気が流れる








二人して静かにベンチに座った








…そういえば、さっきも何気なくお母さんと話してたけど…






案外バレてなさそうだったな。






…なら……








「……意外とバレない?」








私は苦笑いで研磨くんの方を見ると、研磨くんはチラッとこちらに目を向けた









孤「…日が落ちてるからね」









お互い、ここ出会うことは予想をしていなかったから責めようがない







だから研磨くんは何も言ってこないんだろうか








「…せっかく何事も無く終わったのにごめんね」








私が謝ると、研磨くんはまた小さくため息をついた









孤「…今日の昼もそうなんだけどさ






ごめんごめんって謝りすぎ」








研磨くんはまた携帯に視線を移しながらそう話し始めた








…研磨くんはかなり迷惑をしている。







また謝りそうになり、私は言葉を飲み込んだ









孤「…謝らなくていい」









……かなり面倒臭いんだろうな









「…じゃあ、最後に。



あの後いきなり私も帰る形になったから、夜久くんや黒尾くんに説明するの大変だったでしょ?




ごめんね」








帰してくれたって事は、正直に泣いていたと伝える事もないだろうし






きっと何かと理由を考えてくれたはず。









孤「……一番めんどくさかったのは今近付いてきてる奴」








研磨くんは眉間にシワを寄せて一瞬前を向くもまた携帯をいじり始めた







…ん??







近付いてきてる?








私は前に顔を上げると、ニッコニコの笑顔で近付いてくるリエーフくんがいた









灰「…先輩!!」








なんか、目がキラキラと輝いて見えるのは気のせいかな





…いや、いつも輝いているか。









リエーフくんはニコニコしたまま、私の隣へ、研磨くんと私の間に座り込んだ









すると研磨くんは、嫌だったのか背中を向けて別の方向を向いて座り始めた








………?







相変わらずリエーフくんは何か変な事を言い出しそうで怖い。

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PUPU(プロフ) - あははははさん» 強引なワガママを無理やりねじ込みました…申し訳ないです… (2021年1月6日 21時) (レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
あはははは - ワガママしすぎwおかしいw (2021年1月6日 20時) (レス) id: 0050c00856 (このIDを非表示/違反報告)
PUPU(プロフ) - 瑞稀さん» そんな…!(´;ω;`)ありがとうございます!いろんな意見を取り入れて、別ルートも作るつもりです(^^) (2020年2月13日 12時) (レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - すごく面白いです。感情移入して泣いてしまいました…笑 個人的には研磨落ちも見たいですがクロ寄りですかね…??どんな結果でも楽しみにしてます! (2020年2月13日 3時) (レス) id: 503fd2a4ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:PUPU | 作成日時:2020年1月14日 21時

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