baseball島

お兄ちゃん ページ18

双子side

朝起きたら、お父さんめお母さんも居なかった。

健「おはよう、ご飯食べて病院に行くよ。」

良「ふぁぁぁ、産まれたんだ。」

健「昨日の夜中に、陣痛来てね。」

剛「親父も、行ったんだ。」

健「付いていたよ、あんたら行くの。」

良「行くわけないやん。」

剛「俺も、行かへん。」

お兄ちゃん二人は、コーヒを持ち二階に戻っていった。

将「可愛いかなぁ。」

史「俺、兄ちゃんになれるんだ。」

健「ほら早く食べて、行くよ。」

「「はーい。」」

急いで食べて、準備をする。

お姉ちゃんと手を繋いで、病院に向かった。

病室に入ると、お母さんと小さい子が寝ていた。

篤「皆、来てくれたの。」

健「うん、ちょうど休みだし。」

将「可愛いね。」

史「僕、お兄ちゃんになるんだ。」

篤「誠志郎ってお名前、検査で色々見付かってね、将大や史也見たいに走り回れないし、体が弱いから、お母さん付ききりなりそうだけど、お兄ちゃんになったんだから、大丈夫だよね。」

将「うん。」

史「任せとけ。」

篤「誠志郎、頼もしいお兄ちゃん逹だね。」

健「お母さん、私も手伝うよ。」

篤「ありがとう。」

健「退院は、いつになるの？」

篤「いちよう、一週間で退院出来るって。」

健「そうか、じゃあまた来るね。」

史「またね、誠志郎。」

将「バイバイ、誠志郎。」

篤「お父さんとお姉ちゃんの言うこと聞いて、いい子で頑張るんだよ。」

史「はーい。」

将「はーい。」

お母さんと誠志郎とお別れして、お姉ちゃんとお手手を繋いで帰った。

僕達お兄ちゃんになったから、お母さんの言うこと聞いて、弟の事守らなくちゃ。

僕ら二人は、そう誓った。

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