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「へー、藤真さんと同じ中学なのか
あの人中学からモテモテ？」
「そーだよ笑 すごかった」
「亜門ちゃんも惚れてたり？笑」
「いやいやー、私はなかったなー」
何か清田くんと芽衣が仲良さそうだった。
まぁ、よかった。
「あ、ありがとうございます」
さっきから神さんが焼いてくれて、私にくれる。
「神さんも食べてくださいね」
「うん、食べてるよ。でもA細いからたくさん食べさせないとって思って」
「細くないんでほどほどでお願いします」
よかった、神さん普通に接してくれてる。
「A。」
「はい？」
「あの後仙道とどうなった？会いに行ったんだろ」
神さんが肉を焼きながら、普通に聞いてきた。
清田くんと芽衣もこっちを向く。
この人には、ちゃんと言わないと。
「付き合いました」
「「！！」」
「…そっか。まぁ喧嘩したら教えて
俺が面倒見てあげるから」
神さんは、平然と答えた。
「お世話にならないように気をつけます」
「Aちゃん、仙道と付き合ってるのか？！」
清田くんが大きな声で言った。
「ちょ、清田くん…」
その後、皆から質問攻めにあったのは言うまでもない。
「牧、また寂しくなるなぁAちゃんに彼氏ができて」
「別に」
「それでそれで、どっちから告ったの？！」
「そりゃ仙道くんだよねぇ？」
「いやいや負けたテンションで告白できなくない？」
「てことはAから？！」
「ていうかいつから好きだったの？！」
さすが女の子たちの質問は多すぎる。
「やっぱりあのお姫様抱っこが効いたんだよねA？！」
「あはは…」
そろそろめんどくさい…←
「A、袖つきそう」
神さんが私の腕を掴んで、タレがつくのを阻止してくれた。
「ありがとうございます、」
「「…」」
じーっと、神さんと私を見る女バス一同。
「…？」
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作者名：なおお | 作成日時：2021年3月20日 13時
