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神side
「あ、神さん！お疲れ様です」
練習終わりにAに会えるって今日は最高だ。そう思っていた。なのに、
「何でいるんだ仙道？」
「Aちゃんのボディガードってとこだな」
「神さん、ジャージありがとうございました」
「全然。むしろ洗濯までしてもらってありがとう」
「あと、この前突然お邪魔させてもらったのでそのお礼も含めて、」
ジャージの入っていた紙袋にクッキーが入っていた。
まぁ、手作りではなさそうだけど…
「Aの手作りがよかったなー、なんてね。ありがとう」
「私、お菓子なんて作れないんで、すみません。神さんお腹壊しすよりはマシですよ」
「いやいや、Aの作ったものなら腹くらい壊しても…」
「さて、Aちゃん、用も済んだし帰ろうか？」
「おい」
そこに…
魔王が現れた。←
「「牧さん…」」
「お兄ちゃん」
「よくここに来れたもんだな仙道」
「牧さん程じゃありませんよ。体育館まで来たじゃん」
え…牧さん陵南の体育館まで行ったのか？
「まぁ、陵南組は帰りますんで。お邪魔しました」
すごいなこいつ、牧さん目の前にしてAと帰ろうとしてる。。
「まぁ待て。ちょっとやってくか？」
「え、牧さん…？」
「お兄ちゃん…？」
俺とAが驚いていると、
「いいんですか？俺達入っても」
「あぁ、監督はもう帰ったし、この時間じゃ残ってるやつも少ないだろ」
いやいや、そういう問題じゃ…
「問題になったらどうするのお兄ちゃん、」
「何故問題になる？誰が言うんだ？」
確かに、牧さんに口止めされたら……はは、
Aと仙道を体育館まで連れて来た俺と牧さんを見て、残っていたメンバー高砂さん、武藤さん、信長、ミヤさんは驚いていた。
「え、何があった牧？」
「Aちゃーん！！！！俺に逢いに来てくれたのか？！」
「何でいるんだ仙道、？」
「どうした牧？」
そりゃ、こんな反応になるよな…
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作者名：なおお | 作成日時：2021年3月6日 10時
