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「「………………」」
沈黙が辺りを支配した。
ヒュルル…と三人の間を風がすり抜けていく。
「……A、こちらへ」
「……?はい」
煉獄が額を押さえてAを手招きする。
まだ固まっている不死川から少し離れ、煉獄は「そんな言葉を簡単に口にしては駄目だ」「それは男にとって拷問されるよりも辛いことなんだ」「ある意味"殺す"よりも恐ろしい脅し文句だ」などと訥々と諭した。
Aはよくわからなかったが、そうなんだーと思って「わかりました」と返事をしておく。
少しして二人は戻ってきた。
「すまんな、不死川」
「…いや。…あの元月柱は弟子にどんな教育を施してんだァ…」
「…ええと、剣術と体術…実践練習など…あとは悪い男性からの身の守り方、です」
「最後がすげェ気になる」
「……うむ」
煉獄家で槇寿郎の急所を蹴った辺り、どんな教えを受けたのかは想像がつく。
これからはこの子の意識を少し変えねば。煉獄は固く誓った。
不死川も気が抜けてしまったらしく、そのあとは何となく雑談を交わして別れた。
の、だが。
「…き、杏寿郎さっ…!」
何故かAは押し倒されている。
炎柱邸に戻ってきてすぐ、煉獄の自室に連れていかれたAは布団の上にドサリと倒されて煉獄から深い口付けを受けた。
「…全く、君は不死川にとんでもないことを言うのだから」
「……と、んでもない…こと?」
「諭しても中々理解しがたいようだからな、体に教えてやる」
「ん、ぁっ…ま、まだ明るいです…!それに、昨日したばかりで体が…!」
「慣れれば動けるようになる。あまり負担をかけないよう善処はしよう!明るいところで君を抱くのも一興だ」
煉獄は素早くAの服を剥ぎ取る。
そして揺れる胸の膨らみに手を伸ばした。
「ん、ぁっ…ぁぁっ!」
「ふふ、昨日より蜜が溢れている。君は大層物覚えがいいのだな」
「や、だめっ…ぇっ…!」
足を開かされたそこを煉獄が指で愛撫する。
昨夜痛みと共に開かれた場所。けれどその分快感も覚えていたのか、感じるところを指で擦られるとAの口から甘い声が上がった。
「ふ、こればどうだ?」
「ひ、や…ぁっ、ぁっ…!」
「はは、中がきつく締まったな。軽く気をやってしまったか」
親指で秘芽を押してやれば体がビクリと跳ねる。
くたりと力が抜けたAを見て、煉獄は指を抜きすでに準備万端の自身を取り出した。
「さぁ、快感に溺れなさい」
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柚葉(プロフ) - 心頭滅却!…笑ってしまった(^.^) (2021年9月30日 14時) (レス) @page47 id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 凛華さん» コメントありがとうございます。お誉めいただき光栄です!更新頑張りますね! (2021年9月27日 16時) (レス) id: 9d2f0b0ee2 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 柚葉さん» ですよね!あそこで生きていたら…と思うと…生存夢の執筆に力が入ります笑 (2021年9月27日 16時) (レス) id: 9d2f0b0ee2 (このIDを非表示/違反報告)
凛華(プロフ) - 主人公の魅力が最大限に引き出される物語設定、人物設定が素敵です。続きを楽しみにしております。 (2021年9月27日 11時) (レス) id: 77a139d8e9 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - 泣きながらも、読ませていただいてます。やっぱり生きててほしかった!! (2021年9月25日 23時) (レス) @page39 id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫音 | 作成日時:2021年9月5日 13時