検索窓
今日:60 hit、昨日:58 hit、合計:249,618 hit

.※※ ページ45


「「………………」」


沈黙が辺りを支配した。
ヒュルル…と三人の間を風がすり抜けていく。



「……A、こちらへ」

「……?はい」


煉獄が額を押さえてAを手招きする。

まだ固まっている不死川から少し離れ、煉獄は「そんな言葉を簡単に口にしては駄目だ」「それは男にとって拷問されるよりも辛いことなんだ」「ある意味"殺す"よりも恐ろしい脅し文句だ」などと訥々と諭した。

Aはよくわからなかったが、そうなんだーと思って「わかりました」と返事をしておく。


少しして二人は戻ってきた。


「すまんな、不死川」

「…いや。…あの元月柱は弟子にどんな教育を施してんだァ…」

「…ええと、剣術と体術…実践練習など…あとは悪い男性からの身の守り方、です」

「最後がすげェ気になる」

「……うむ」


煉獄家で槇寿郎の急所を蹴った辺り、どんな教えを受けたのかは想像がつく。
これからはこの子の意識を少し変えねば。煉獄は固く誓った。


不死川も気が抜けてしまったらしく、そのあとは何となく雑談を交わして別れた。




の、だが。



「…き、杏寿郎さっ…!」


何故かAは押し倒されている。

炎柱邸に戻ってきてすぐ、煉獄の自室に連れていかれたAは布団の上にドサリと倒されて煉獄から深い口付けを受けた。


「…全く、君は不死川にとんでもないことを言うのだから」

「……と、んでもない…こと?」

「諭しても中々理解しがたいようだからな、体に教えてやる」

「ん、ぁっ…ま、まだ明るいです…!それに、昨日したばかりで体が…!」

「慣れれば動けるようになる。あまり負担をかけないよう善処はしよう!明るいところで君を抱くのも一興だ」



煉獄は素早くAの服を剥ぎ取る。

そして揺れる胸の膨らみに手を伸ばした。






「ん、ぁっ…ぁぁっ!」

「ふふ、昨日より蜜が溢れている。君は大層物覚えがいいのだな」

「や、だめっ…ぇっ…!」



足を開かされたそこを煉獄が指で愛撫する。



昨夜痛みと共に開かれた場所。けれどその分快感も覚えていたのか、感じるところを指で擦られるとAの口から甘い声が上がった。


「ふ、こればどうだ?」

「ひ、や…ぁっ、ぁっ…!」

「はは、中がきつく締まったな。軽く気をやってしまったか」


親指で秘芽を押してやれば体がビクリと跳ねる。
くたりと力が抜けたAを見て、煉獄は指を抜きすでに準備万端の自身を取り出した。



「さぁ、快感に溺れなさい」

.※※→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (260 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
666人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

柚葉(プロフ) - 心頭滅却!…笑ってしまった(^.^) (2021年9月30日 14時) (レス) @page47 id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 凛華さん» コメントありがとうございます。お誉めいただき光栄です!更新頑張りますね! (2021年9月27日 16時) (レス) id: 9d2f0b0ee2 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 柚葉さん» ですよね!あそこで生きていたら…と思うと…生存夢の執筆に力が入ります笑 (2021年9月27日 16時) (レス) id: 9d2f0b0ee2 (このIDを非表示/違反報告)
凛華(プロフ) - 主人公の魅力が最大限に引き出される物語設定、人物設定が素敵です。続きを楽しみにしております。 (2021年9月27日 11時) (レス) id: 77a139d8e9 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - 泣きながらも、読ませていただいてます。やっぱり生きててほしかった!! (2021年9月25日 23時) (レス) @page39 id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫音 | 作成日時:2021年9月5日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。