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少し※
煉獄の言葉にAは顔をひきつらせた。
「よ…予習、とは」
「ふふ、なんだろうな」
楽しそうに笑った煉獄は自身の胡座の上にAを前向きに座らせる。
そして…
「ひゃっ!」
ねっとりと白い首筋に舌を這わせた。
Aの来ている着物は、場所が場所なだけに大胆に襟が抜かれていて首筋が大きくさらけ出されている。
煉獄にとってはまさにやりたい放題だ。
「こら、動くな」
「だ、だって……っう…!」
後ろから腕を回して力を込めれば拘束されたように動けなくなる。
生暖かい舌がゆっくりと這う感触に耐えていると、ふいに肩の辺りをきつく吸い上げられる。
「っーー!」
「ほぉら…ここにも華が咲いた」
「ひ、んっ…!」
舐めては吸い上げの繰り返し。
着物をずらされ、肩を露出させられると…
かぷっ
「っ、ひぁぁ!」
なんと噛みついてきた。
といっても本気で噛まれたわけではなく、絶妙な力加減で噛みついてくるのだ。
「待っ…うそ、えっ…!」
「俺のものにはしっかりと印をつけておかねばな、吸い痕だけでなく噛み痕もつけておこう」
「あ、ぐっ…!」
吸われ、舐められ、噛まれ……煉獄にされるがままになっているAの首回りから胸、うなじの辺りは痕が無数に広がっている。
「さて、始めるぞ。…まぐわうときにはまずここを味わう」
「…っ、ん……!」
着物の上からそっと胸の膨らみを押さえられる。
「君の可愛いここを優しく揉んで、敏感な先端を触って気持ち良くするんだ……馴れてきたら次はこちらだ」
「ひゃっ!」
耳元で囁きながらするすると手が下に降りていく。
「や、やだ…だめっ」
「安心しろ、今はしない。……普段見えないここを弄って、感じさせて…慣れるまで怖いだろうが、すぐに良くなる。…そしたら俺を受け入れろ…気を失うほどの快感を与えてやろう」
下腹部をそっと撫でて煉獄は優しく言った。
「お互いに気持ち良くなったら俺の欲望を、ここでしっかりと受け止めるんだ。何も心配することはない。俺が一から全部、この体に教え込んでやる。…他の男になど触らせない」
「……も、もうやめて…くださいっ、それ以上は、恥ずかしくてっ…やだぁ…」
「虐めすぎてしまったか?ふ、仕置きには丁度良かったな」
着物を正してやり、近くにあった茶を渡す。
「……反省してますから…もう意地悪しないでください…」
「まぁ今回は事情も事情だしな、許そう!」
宇随は許さないが。
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紫音(プロフ) - gn001yukaringoさん» コメントありがとうございます!宇随さんのシーン、楽しんでいただけて良かったです(^-^)書く方も楽しかったですよ〜!雨宮さんは、ヒロインを溺愛してるのでこんな呼吸も生み出しています笑 (2021年9月4日 9時) (レス) id: 9d2f0b0ee2 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - Topaz トパーズさん» おはようございます!コメントありがとうございます(^-^)ありがとうございます!宇随さんがボコられるシーン、楽しんでいただけたら幸いです(笑)これからもよろしくお願いします! (2021年9月4日 9時) (レス) id: 9d2f0b0ee2 (このIDを非表示/違反報告)
gn001yukaringo(プロフ) - 宇髄さん討伐編、お腹抱えて笑いました(笑)雨宮さんの呼吸がお茶目すぎますね(笑) (2021年8月31日 19時) (レス) id: be3c286e2c (このIDを非表示/違反報告)
Topaz トパーズ - 初コメ失礼いたします!この作品最初っから読みましたけど物凄く素敵な作品です!私的には今後の展開である煉獄さんと月柱さん(元)←名前忘れましたすみません が宇随さんをボコす場面を楽しみにしてます(笑)須磨ちゃん達に生暖かい目を向けられそうだな宇随さん (2021年8月28日 5時) (レス) id: 09b28cb614 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - gn001yukaringoさん» 煉獄さんは、玖ノ型ちゃんと使えますからね!宇随さんはどうなってしまうのやら…… (2021年8月26日 16時) (レス) id: 9d2f0b0ee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫音 | 作成日時:2021年8月11日 13時