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「ところで煉獄さん。無限列車の時に言っていた…歴代"炎柱"の書について…」
「うむ!そうだな、約束していたな!君の"ヒノカミ神楽"について何かわかるかもしれん!明日辺り俺の生家に来るか?」
「い、いいんですか?」
「無論だ!鴉を飛ばしておこう!A、君もおいで」
「…私は…」
「遠慮することはない、俺の可愛い恋人。弟に君を紹介したい!」
「……はい」
煉獄はすぐに鴉を飛ばした。
Aは念のため、と雨宮に煉獄との関係や明日煉獄の家に行くことなどを知らせようと睡蓮を飛ばした。
【ちなみにその夜】
(竈門妹!君の姉の恋人となった!認めてくれるか?)
(むー?)
(君の姉は俺が生涯かけて幸せにしよう!)
(む!むー!(コクコク))
(……A、煉獄さん…律儀に禰豆子にまで挨拶してるよ)
(………うん)
「……師範、なぜここに」
「ん?暇だったから」
胡蝶から外出の許可を貰い、煉獄の案内の元炭治郎(+禰豆子)とAは煉獄家へ向かっていた。
そしたら何故か途中で雨宮と遭遇したのだ。
「炎柱…お前、用が済んだら月柱邸に来いや…可愛い可愛い可愛い弟子の件で話がある!」
「こちらこそ退院したら伺おうと思っておりました、雨宮殿!彼女との関係について話をしたく!」
「……ひゃっ」
煉獄がAを抱き寄せながら返せばくわっ!と雨宮の目が見開いた。
「……師範、あの、落ち着いてください…」
「チッ…あぁ、で…今回同行した訳だが…おい、炎柱。先代は相変わらずか?」
「……はい。父を知っておられるので?」
「同じ柱だったからな…そろそろ渇を入れようと思ってな。…あいつ、いつまでも駄目人間やってっから」
「………師範が悪い目してる」
「輝く美しい目と言え」
やってきました煉獄家。
門の前に来ると、足音が聞こえたのか中から一人の少年が走ってきた。
「兄上!お帰りなさいませ!怪我の具合は…」
「千寿郎、ただいま帰った!怪我はもう問題ないぞ!」
「………わぁ」
似ている。
いや…うん、似ている。
違うのは眉毛の向きだけだ。
「あ、あの…!弟の千寿郎と申します!」
「竈門少年と恋人のA、双子の兄妹だ!それとAの師匠の雨宮殿だ」
煉獄の紹介に炭治郎とAは頭を下げた。
その時。
「ふん!くだらん!大した才能もないのに剣士になるから怪我をするんだ!この無能が!」
酒を持った男が家の中から出てくるなり怒鳴り散らした。
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ゆり(プロフ) - あの…舐めるとか刺激が強すぎるので※付けてもらえませんか… (2021年8月14日 2時) (レス) id: 3faa843c0c (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - ohyutayaさん» 言いました!しかし本人は言った瞬間気付いておりません(^-^) (2021年8月8日 17時) (レス) id: 9d2f0b0ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ohyutaya(プロフ) - 私の煉獄さんってサラッとすごいこと言いましたね (2021年8月8日 17時) (レス) id: a99629f64d (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 晴琉-haru-さん» ありがとうございます(^-^)更新頑張って煉獄さんへの愛をぶつけていきますので、よろしくお願いします! (2021年8月5日 9時) (レス) id: 9d2f0b0ee2 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 空さん» ありがとうございます!夢主ちゃんにはいつでも瞬時に反応する煉獄さんです! (2021年8月5日 9時) (レス) id: 9d2f0b0ee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫音 | 作成日時:2021年7月17日 16時