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広い庭の真ん中に進み、ココとイヌピーの前に立つ。






『二人対一人?それとも、一対一?』




イ「は…?、お前、いけるのか…?」



コ「流石に、いくら強いと言っても限度があるだろ…、」





男二人と、か弱い女子中学生。自分で言っちゃぁ何だけど、私は結構喧嘩強い自信あるんで。ドヤサァ






『いや、だいじょーぶだいじょーぶ。武器は無しね。当たると痛いから。優が仕切って。』



「はいはい、よーいどん。」



いや、徒競走かな!? 適当すぎんだろ!



そんな事を思う間もなく、私の顔めがけイヌピーの拳が飛んできた。おまッ、さっきの言葉は何だったんだww



それを、手を当てて流し、そのまま低い位置からの蹴りに変える。





脛に丁度当たったのを確認して、ココにも、そのままぐるりと足を当てる。






体勢を直し、後ろ回し蹴り。イヌピー、撃沈。


そして、とんとんと、バランスを戻しそのままおもむろに走り出す。

動揺して動けないでいるココの2mほど前で跳躍し、勢いのまま飛び蹴りをした。




フッ、終わった。私の完☆全☆勝☆利!!




見たか、この美しい光景を!!って、大樹と優二人で仲良くマ○カしてんじゃねーよ!!

いや、マリ○楽しいけれども!ちゃんと見ようぜ!?私、ちょっとばかし頑張ったのに!!




「あ、終わった?A。私は大樹とマ○カしてたぜ。こいつ結構強いのな。」


大「…、ぁぁ…。」



『まぁ、私が昔鍛えたからね〜!確か、それに私の昔のデータ合ったはずだけどどれだっけ…、』


大「、おい、それ、多分黒歴史って騒いでたやつじゃないか…?」



『ぇ゙、マジ?、…、お、これこれ、あっt』



【A様の御通りよ!道を開けなさい、下民共www】







訪れる静寂。



徐ろにAは立ち上がり、変なポーズを取って言った。


何故かミュージカル調で。







『今なら〜〜、死ねるぅ〜〜!!ふぅ!!』




「ん゙っふ…!」


そして、笑って良いのか迷ってる男組。

お願い。笑って。((切実


笑ってくれた方が、気持ち的に楽なの…、





私のッ、黒歴史がッ!うわぁぁぁぁ!!!



何でッこんなとこでッ!!!





に”ゃ゙ぁ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙あ゙!!!ぴゃあああああぁァァあぁ!!!



((昏倒

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作者名:てんごく | 作成日時:2023年11月20日 16時

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