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てか、懐いな、ここ。
めっちゃ懐かしい。体が懐かしがってる。(?
何か凄いしつこいけどそんくらい懐かしいの。
小5位のとき引っ越しちゃったけどね。こんな頻繁に火事が起こる街は危ない!って言われて。
多分あれ一件だけだと思うんだけどなぁ。
そのせいでグレたって言っても過言じゃないけど。
大丈夫だったのかな。後で優に聞いてみるか。昔、私が火事に飛び込んでいって助けた女の子、大丈夫なの?って。
考え事してて周りが見えてなかったみたい。
誰かにぶつかってしまった。
いや、めっちゃデカい人と。え、デカくね?!
多分、私の頭がその人の胸と腹の間位だよ?
身長、10cm位欲しいわ。羨ま。
んでね、ま、そんなデカい人だから私がぶつかった程度じゃよろめきもしないと思うけど、一応ね、社交辞令だから聞いておこう。
『ぁ、すみません!怪我、とかありませんか…?』
今の私を優がみたらビックリするだろうな。私、こんなキャラじゃないもん。
、、、、、、、、ん…?あれ…?
あれれれれれれ?な〜んか見たこと有る顔の人、だなぁ。名前、は、確か、えーとう〜んと、千葉、みたいな名字の子、だった気が。、あ、思い出した!
千葉 大樹君だ!あ〜、あ〜、私てんさ〜い!
それに、大樹君も私の顔見て、げ、みたいな顔してるからビンゴだろう。
『えっ、と、千葉 大樹君、かな…?私の事覚えてる…?』
そう言ったら後ろの人たちが凄い面白そうにしてた。何で?!
大「柴、な。」 (柴 大樹=大)
あ、ごめん。人の名前覚えんの苦手なんよね。(言い訳)
『あ、ごめん。えと、私覚えてる…?あの、昔、ね。一悶着合ったと思うんだけど…。』
そう問うと無言で頷く大樹君。話してくれるとうれしーなー。
それに、側近?みたいな立ち位置の人も私の顔見てアイコンタクトすんの辞めて…。そんな不細工じゃないと思うんだけど…。
『えと、こんな大っきくなってるなんて思わなかった、みたいな。あは。』
だって、昔は、まーね、少しくらいの身長差はあったけど、こんな30cmとか無かったもん。成長ですなぁ。
てか、皆さ私の後ろに何かある?!ずっと見てるよね。
人の話を聞く時はちゃんとその人の顔を見ましょうって習わんかった?
大「おい、」
はい、何でしょう大樹君。
大「後ろにバケモンいるぞ」
はい?
「おい、A」
アッオワタ
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作者名:てんごく | 作成日時:2023年11月20日 16時