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『はい、秋元です。、ぁ、一虎!?、久し振り。どうしたの?』
「〈んーん、何にも。オレね、ネンショー出たんだ。だから、それの報告。〉」
『あ、そうなんだ。良かったじゃん。また遊びに行きたいね。』
「〈うん、だからね、あの時の約束、覚えてたら、
とん、と肩が叩かれ後ろを振り向くと先生が居た。
携帯いじってたからか。マ、この先生なら大丈夫か。
「おーい、秋元ー。あんま校内で携帯いじんなー。先生も気持ちは分かるけどなー。没収されっぞ、ぼっしゅー。」
『はーい、ごめんなさーい。、ごめん、一虎。切るね。また今度電話して。』
「〈、ぁ、ぇ、ちょ、〉」
『、ごめんよヒナちゃん、優。ちょっと電話だったわ。』
「誰からの電話?」
『乙女の電話相手何て、聞くもんじゃないぜ優。、てことでヒ・ミ・ツ♡。』
「Aちゃん、先生に注意されてたよね、大丈夫だった?」
『うん。イシナカ先生だったから大丈夫だった。』
「あ〜、イシナカ先生、優しいもんね。良かったね、没収されなくて。」
「ホントだよ。私、校内で携帯電話使ったこと無いから分かんないけど、すっごい困るんじゃない?携帯無いと。」
『いや、昔使ってる所見た事あるんですけど。バリバリ自撮りしてたのによく言うわ。』
「過去の事は気にするんじゃあない。」
『私が携帯使ってたのも過去の事じゃん。』
「二人共…!」
『ほら!ヒナちゃんが、困ってるよ!ダーメなんだ、ダメなんだーせーんせーに言っちゃーおー!』
「お前が困らせてんだよ。阿保め。」
「二人共…!仲直りして!」
『「ごめんなさい。(でもコイツが悪い私は悪くない。)」』
「ぁ、折角昼ご飯食べにきたのに昼休みの時間無くなったんだけど。しょうがない。下校中食べよ。」
『私、かなり残った。家で食べよ。』
『ヒナちゃん、よく食べられるね、こんな短い時間に。』
「私、少ないから。」
『も、もしかして…、ダイエット…?ヒナちゃん、十分痩せてるから大丈夫だよ、ダイエット何てしなくても。』
「そそそうだよ。もしもヒナちゃんが太ってたって言うんなら私等は何なんだい。お相撲さんかい。」
「いや、二人共違うよ?、私の家のお弁当が少ないだけだと思うよ。」
『あ、そうなんだ…。よよよよかった。そ、そうだよね。だよね。うん。』
「あは、良かったよ。うん。本当に。」
「Aちゃんも、優ちゃんも、面白いね。」
『ヒナちゃんも笑った顔可愛いね。』
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作者名:てんごく | 作成日時:2023年11月20日 16時