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今ね、物理的な距離は無いけど精神的な距離を縮めたいな〜、と思いましてね。
『てか、何で優は此処に来たの?飯は?食ったの?それとも、お弁当忘れちゃった感じですかぁ??』
ゲリツボ凹むかと思った。
「昼飯を食べに来たんだよ。馬鹿め。」
『あ、訛。取れてる。』
「あ、マジじゃん。」
『ぁ、そうそう因みにこいつの名前は春川 優。
そしてヒナちゃんは、橘 日向って言うんだよ。覚えてね優。』
「え、待って私指名で覚えてね、なの?!覚えられるわ、名前くらい!そして、宜しくねヒナちゃん。」
「うん、宜しくね、優ちゃん。それで、ご飯食べに来たの?ちょっと机くっつければ3人で座れるかな?」
『多分…、でも、流石に椅子まで取っちゃうのは可哀想だから誰か半ケツしようよ。』
「はいはいはいはい、私がヒナちゃんの隣に行きます!私が!!!」
『いやいやいやいやいやそこは私だろ!?私の方が、ヒナちゃんと一緒に居た時間長い!そこは、私!!』
「二人共喧嘩しないで、。今日はAちゃんと一緒に座って、明日は優ちゃんと、一緒に座ったら良いんじゃないの?」
『「流石ヒナちゃん天才。」』
『とゆーことで今日は私でーす!ヒナちゃん、お隣失礼するね。』
「チッ。」
『何か言ったかい?優?』
「二人共喧嘩しないで。」
『「優/Aが一番悪い。」』
「仲良しだね〜!二人共。」
『いえ、私は、ヒナちゃんが大好きです。』
「私もヒナちゃんが大好きです。」
『そして、大切な事を聞きたいんだけれども、』
少し声を落とし、距離を縮める。
『ヒナちゃんに、聞きたいことがあります。』
「はい…。」
『彼氏は、居ますか?』
「……は?」
「…………、え?」
「いやいやいやいや、居るだろ!ヒナちゃん可愛いし!優しいし!居るだろ、彼氏の1人や2人ぐらい!」
「、1人、いるよ。付き合ってる人。花垣武道君って言うの。」
うそーん。1%くらいの可能性にかけてたのに。
残念だ。
しかも、彼氏の話をする時の笑顔!!
好きなんでしょ?勝てないね。
『、そっか。残念だ…。あわよくばヒナちゃんの彼氏になろうと思ってたのに。』
「いや、お前は無理だろ。」
『可能性は合ったもんね。』
「無いだろ。お前に限って。」
『ハァ!?もういっぺん言ってみろや、あ"ぁ!?』
「Aちゃん、耳元で凄まないで。」
『ごめん。』
「怒られてやーんの〜!」
『黙れう○こ彼氏いない癖に』
あ、電話。
『、出てくる。』
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作者名:てんごく | 作成日時:2023年11月20日 16時