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勝った。
私は。(倒置法
最初は格闘ゲー。
半間が、え、なにこれ、どうやって操作すんの、え、ちょ、おい、て言ってる間に倒したぜ。
セコい?黙り給え戦略だよこれは。
次はホラゲー。
これは、私の圧勝でしたね。ははッ。
私が逃げる側やって、もう、ホント、やり込みすぎてアイテムの位置覚えてるからね。
一瞬で鍵見つけぇの、撃退アイテムを贅沢に使いまくりながら余裕でクリアでしたね。
セコい?黙り給え戦略だよこれは。
まぁ、明日から学校に行かないといけないのでね、早めに寝ますか。
『半間〜、寝るぞー!』
「何、オレ誘われてる?」
『自意識過剰。』
「オレ以外にそういう事言うなよ。」
『よし、言おう。』
「捻くれてんな。何処で寝ンの?」
『ソファー。』
「二人でいけ無くね?狭いジャン。」
『ベット引き摺って来い半間。』
『ちな、秋元家はキングサイズ☆』
「え、何、また誘われてんの?オレ。」
『別にお前が床で寝ても良いんだよ?』
「いや、それでも良いケド。」
『マジか。じゃ、半間床な!』
「へーい、」
割と、早く寝れた。
______
「んだ、これ、寝れっかよ…、」
夜中、やけに重いと思い、目を開けたらこの始末である。
多分、コイツは寝相が悪い。
寝相が良かったら、こんな体制になってない、と思う。
何で、オレの上に落ちてきたんだ?
起こそうとしても、抱き枕とでも思っているのか抱き着いてくるだけだ。
しょうがない、そう思ってもう一度目を閉じた。
朝起きたら、ビンタされた。
酷くね?
いや、酷くね?
_______
朝起きたら、半間に私が抱きついていた。
取り敢えず、半間が悪い気がしたのでビンタしておいた。
優は夜に帰ってきてた。
半間を追い出して、学校の準備をしようと腰を上げた。
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作者名:てんごく | 作成日時:2023年11月20日 16時