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外は丁度夕方辺り。
このくらいの時間帯なら、女一人が外にいても大丈夫だろう。
少し歩いて、人の声が大きい方へ向かうと、大きな繁華街だった。
良いところに家持ってんな。そう思い、ぐるりと見渡す。
そうすると、私の目は一点に釘付けになった。
あ、あの白髪チャイナドレスの、車に寄りかかってるだけでも絵になるあの人は!?!?
九井さんじゃぁありゃあせんかぁ!!
いやーー、光栄で御座います。
もし宜しければ俯いてしまっているその国宝級のお顔を上げて頂きたく存じます。
デブス男「ねえ、そこのかわいい子。そんな所で何してるの?彼氏待ち?君みたいなかわいい子待たせるなんて、最悪の彼氏だね。僕の方が、優しいし、格好いいよ。」
え、何か、ゴブリンと、豚と人間掛け合わせたみたいな人外が話し掛けてきたんだけど。
ｷｯｯｯｯｮ。私が折角目の保養してるときに汚物が話しかけて来んなよ。
ほらほら、そのせいで九井様が、ご尊顔もっと俯いちゃったじゃん。
そういや、美醜逆転だから、こういうのがモテるのか?
１ﾐﾘｵﾝも魅力がわかんないんだけど。
何か、肩さわろうとして来て気持ち悪いし。ｵﾛﾛﾛﾛﾛって出そう。九井様見て保養しよ。
デブス男「あ、やっぱ気になる?最近よく居てさ、ブスなんだから、家籠っとけって話だよね〜。」
『は……?ブ、ス…?』
お前の方が気持ち悪いと思うし、そもそも常識的に考えて、本人の聞こえるところで悪口言うとか、人間、いや、ゴブリンの風上にもおけないんだけど。
私が抵抗しなかったことで調子に乗ったのか、ゴブリンはさらに続けた。
ゴブリン「後、前なんか、アイツの顔見ちゃった、可哀想な子がいて、蕁麻疹でてしかも病院で吐いちゃったんだって。」
マジ、ヤバイよね〜と、無駄に大きな声でしゃべくるゴブリン。
それが聞こえているのだろう、九井様は、もっと俯いてしまった。何なら髪の毛で顔隠そうとしてる。
『ふざけんなよ。』
私のなかで、プツリ、という音がやけに鮮明に響いた。
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まゆ - お返事ありがとうございます！！私なんかの意見でよければ是非お願いします！！ボードでいいでしょうか？ (4時間前) (
レス) id: e4a4033c2e (このIDを非表示/違反報告)
てんごく(プロフ) - まゆさん» 本当ですか?!有難うございます!!めっちゃ嬉しいです!それと、出来ればで良いのですが、ボードなり何なりでお話致しませんか?読者様の意見が聞きたくて…、。更新頑張りますね!! (5月9日 10時) (レス) id: d31d16bd17 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 初コメ失礼致します！！お話めちゃくちゃ最高です！！こういうの待っていました！！梵天が大好きなので続きが楽しみだし私の癒しになっています♪更新頑張ってくださいね応援しています！！ (5月9日 1時) (レス) @page37 id: e4a4033c2e (このIDを非表示/違反報告)
てんごく(プロフ) - ミルクティーさん» え、ありがとうございます!!面白いと言ってくれるとは…！読んでくださり有難う御座います!! (4月4日 10時) (レス) id: d31d16bd17 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - なんですか？これ！？最高に面白いですね！？ (4月4日 10時) (レス) @page34 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てんごく | 作成日時：2023年12月20日 9時
