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案の定、持ってきたご飯は直ぐにココのお腹の中に消えた。
少し早いが、昼食にしてしまおう、ということで今、神有と二人で一時的に私達の部屋に戻ってきている。
少しばかり、時間がかかるが大丈夫だろう。
朝のうちに切ってあった食材を、鍋に入れ、レシピをガン見して作った調味料を投入する。
暫くしたら、美味しそうな匂いがしてきたから、美味しくできているのだろう。
多分。
恐らく。
…きっと…、
不安だから、神有に毒見((ん゙んッ))味見をしてもらおう。
『ねぇ、神有〜、これ食べて。』
そう言って、小さな皿に盛った親子丼の上の部分を渡す。
神有は、意外と怖がる事無く口に入れ、数秒間咀嚼した後に、無言でぐっ、と親指を立てた。
『よっしゃーーー!!』
大人気無く、ジャンプをしてしまって、笑われたのは後で報復するリストが少し増えただけの出来事。
炊飯器を神有に持たせ、私はお椀と具を入れた鍋を持つ。
ゆっくりと、ココの部屋に向かう。
近くなっていくに連れ、怒鳴り合う、みたいな声が大きくなっていく。
どうしたんだろう、?
早めに確かめたいが、生憎手に持っているものが重くて、これ以上足を早めるとコケて悲惨なことになりそうである。
ドバ〜って。
と、急に勢い良く扉が開かれ前世で見覚えのあるお二方、って、灰谷兄弟じゃーん、が出てきた。
扉を勢い良く閉め、ココの、さっさと出てけ、みたいな声に見送られながらこちらに歩いてきた。
え、ヤバくね?多分だが、
見つけられる
↓
どうしてこんな所に一般人が?
↓
とりまスクラップやな。
↓
タヒんだ☆
ってなると思うの。
ど、どどどどどどうしよう。
ま、ままままままずは
おおおおおおおお落ち着いて、ね、
「お前が最初に落ち着け。」
「とりま、無関係者突き通せBaby☆」
神有も結構精神にキてるじゃん!?
膝カクカクしそうでなってない。
落ち着こう。ちょっと男子ぃ、静かにしてぇ!((現実逃避
歩いてくるッ来ちゃったよぉッ!!
ど、どーすればいいっていうんだい?!挨拶?!挨拶か?!
『こ、こんにちは…、』
あー、しちゃった。絶対やばいやつだと思われたよね私!!
ほらほらほらほらガン見されてるって!
蘭さんに!!
竜胆さんは、シャイか!!そうかシャイなのか!!
「…、ぁ゙?」
こっこんにちわアアアアアア!!挨拶してしまい申し訳ありませんでした蘭殿オオオ!!
___
文字数
作者が下手くそなので…
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てんごく(プロフ) - まゆさん» 本当ですか?!有難うございます!!めっちゃ嬉しいです!それと、出来ればで良いのですが、ボードなり何なりでお話致しませんか?読者様の意見が聞きたくて…、。更新頑張りますね!! (2時間前) (レス) id: d31d16bd17 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 初コメ失礼致します!!お話めちゃくちゃ最高です!!こういうの待っていました!!梵天が大好きなので続きが楽しみだし私の癒しになっています♪更新頑張ってくださいね応援しています!! (5月9日 1時) (レス) @page37 id: e4a4033c2e (このIDを非表示/違反報告)
てんごく(プロフ) - ミルクティーさん» え、ありがとうございます!!面白いと言ってくれるとは…!読んでくださり有難う御座います!! (4月4日 10時) (レス) id: d31d16bd17 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - なんですか?これ!?最高に面白いですね!? (4月4日 10時) (レス) @page34 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
てんごく(プロフ) - 梅桜さん» 私も梵天好きです!!更新頑張ります!! (2月14日 7時) (レス) id: d31d16bd17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てんごく | 作成日時:2023年12月20日 9時