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そして、沢山の女達が群れていた中心には、さっき声掛けてきた男よりも酷い顔面の奴が居た。
そいつは、急に捌けていった女達に驚いた様だったが、九井さんの事を見付けると合点がいったみたいだった。
軽蔑的に、そちらを見、そして私を見付けると近寄って来た。
え、近寄って来たアアアアアアアアアああああ?????????!!!!!!!!!
え、待って無理吐く。ただでさえ汚い顔面に私の胃の中のものぶちまけそうなんだけど。
だが、私の気持ちとは裏腹に、そいつはどんどん近付いて来るし、周りの女の子達からは黄色い歓声が上がっていた。
そして、そいつは、
そいつ「ねえ、こんな可愛い子がどうしたの?こんなブスと一緒に居て。」
そう言うと、九井さんの事を顎でしゃくる、不細工越えてゴブリン越えて、てかもう、一周回って顔面作画崩壊。
作画崩壊「もしかして、騙されたり脅されたりしてる?それなら、絶対別れた方が良いよ!!」
さも名案だ、とばかりに自信満々で私の事を見てくるカス。きも。香水キツすぎて気持ち悪くなってきたんだけど。責任取って欲しいわ。勿論、命と引き換えでww
でも、此処で殴ったりすると、九井さんに迷惑かかるよね。だから、人目につかない廊下とかで、O☆HA☆NA☆SIしようぜ。
『え、そうなんですかぁ〜。私ぃ、そう言うのぉ、良く分かんなくてぇ。教えてくれますかぁ?』
ヤベェ、妙に間延びした口調になってしまったww
そして、絶望的な表情をしている九井さんに、少し微笑みかけ、直ぐボコして、戻ろうと決心した。
そして、適当にブスの下らない話に相槌を打ちながら、人気の少ない廊下の方へ向かった。
ブス「あ、この後時間ある?時間合ったらホテル行こうよ。良いでしょ。」
え"?普通に吐く案件ですけど。
『あ〜。ごめんなさい。私この後、あんまり時間無くて〜。だって、貴方をボコしたら、すぐココのとこいって浄化しないといけないんですもん。』
そう言って、相手が呆気にとられている間に顎を蹴る。
そして、胸ぐらを掴み揺さぶって言った。
『次、九井さんに手ぇ出したらお前の股に付いてるモン、奇数個にしてやっから覚悟しとけ。』
ブスは気絶。それを見て、舌を打つと九井さんの所に戻ろうと歩を早めた。
見ている人が居たのに気付かず。
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てんごく(プロフ) - まゆさん» 本当ですか?!有難うございます!!めっちゃ嬉しいです!それと、出来ればで良いのですが、ボードなり何なりでお話致しませんか?読者様の意見が聞きたくて…、。更新頑張りますね!! (8時間前) (レス) id: d31d16bd17 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 初コメ失礼致します!!お話めちゃくちゃ最高です!!こういうの待っていました!!梵天が大好きなので続きが楽しみだし私の癒しになっています♪更新頑張ってくださいね応援しています!! (5月9日 1時) (レス) @page37 id: e4a4033c2e (このIDを非表示/違反報告)
てんごく(プロフ) - ミルクティーさん» え、ありがとうございます!!面白いと言ってくれるとは…!読んでくださり有難う御座います!! (4月4日 10時) (レス) id: d31d16bd17 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - なんですか?これ!?最高に面白いですね!? (4月4日 10時) (レス) @page34 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
てんごく(プロフ) - 梅桜さん» 私も梵天好きです!!更新頑張ります!! (2月14日 7時) (レス) id: d31d16bd17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てんごく | 作成日時:2023年12月20日 9時